長期で病院に入院すると気になるのは「テレビカード」の利用料金
Contents
車椅子ライフデザイナーのまおうです。今回はどうしても気になる内容について書いてみました。その内容の答えは分からないのですが、今後解決してほしい問題提起と思っていただけたら幸いです。
長期で入院していると高額になるテレビカードの存在
車椅子ユーザーのほとんどは、何かしらで長期入院を経験していると思います。私の場合は1996年9月1日の交通事故で3つの病院を転院して、翌年の1997年9月末まで入院生活をしました。どうしても長い入院生活の中で気になっていたのは「テレビカード」の存在です。
特に、長く入院しているとテレビカードの使用料金がものすごく高額になります。数日視聴しているだけで数千円クラスになる場合もあります。もちろん病院関係者にとっては、入院するのは治療のためなのでテレビはオプションであり、そのオプションにお金がかかるのは当たり前という考えを持っている方もいると思います。
でも入院しているとものすごく退屈です。以前は同じ部屋の人たちと仲良く雑談することもありましたが、さすがに最近ではそういった傾向はみられません。むしろ一人一人がカーテンであえて顔を合わせたくないくらいの状況であり、部屋の中でのコミュニケーションは無くなっています。
そういった状況下において、テレビは入院の生活の中では必需品だと思えます。ただ茫然とベッドの上にいても退屈なものです。もちろん休憩室にあるテレビに行っても、必ずしも自分の見たい番組を独り占めすることはできないでしょう。
ホテルはテレビが設置していても有料番組以外はお金がかからない
別の業種を参考に考えてみると、ホテルなどはどうでしょうか?ホテルは宿泊するためなのでテレビはオプションであり、お金がかかるのは当たり前という人も経営者はいないでしょう。ちなみにあえてテレビを置いていない宿泊施設はあります。でもそれはせっかくの非日常的な旅行を楽しんでいただくためにテレビを置いていないようです。その場合は、今回とは意味が違います。
どうしても入院代が多くかかる上に、テレビカードの使用料金が多く取られることに疑問を感じます。退屈してしまう時間を補うにはテレビが必要なので、テレビこそホテルのように無料設置してもいい時期にきているのではないかと思っています。
テレビカードの存在は時代遅れでは?
しかも病院に設置しているテレビは、さほど高額なテレビとは思えません。むしろ数人入院したら元を取れるような感じさえします。なぜこのような時代になっても「テレビカード」方式が続いているのかが疑問を感じています。時代遅れでは?
病院関係者の方々にはいろいろな理由がおありではないかと思います。お客さま(患者さま)視点で述べさせていただきました。ぜひとも長期で入院する方々のためにも、あり方が変わっていくことを願っております。それが入院時のQOLを上げていくと思っております。
関連する投稿
- 車椅子利用ができるバリアフリー基準があればいいのに・・・
- バリアフリー化にマインドを注入することでビジネスツールとなる
- ブログを始めたきっかけ
- 辛いのか?楽なのか?初めての大腸内視鏡検査リポート
- 車椅子利用者でもできる簡単なスポーツについて
現在の記事: 長期で病院に入院すると気になるのは「テレビカード」の利用料金