車椅子ユーザーにおいて東京都内の駐車場探しは宝探しをする感覚に似ている
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車椅子ライフデザイナーのまおうです。最近の事ですが、都内においての駐車場探しに過去最強の苦戦を強いられました。最後は何とか見つかる!という思いで必死に探した結果、1時間の末、駐車場を見つけることができました。その秘訣とは何か?
初めて行く都内の目的地の場合に使うアイテムは3つ
行き当たりばったりで現地に向かうのは、ほぼ無理に近いです。この状況は大間に行って船の探知機などの装置もないのに、マグロを見つけるのとほぼ変わらないくらい成果はゼロです。
そこで私が利用するのは、初めて行く都内の目的地の場合、駐車場のアプリ(S-Park)とGoogle Earthと多目的トイレマップの3つは必ず事前チェックします。
車椅子ユーザーにとって最大の重要ポイントはトイレ
車椅子ユーザーにとって重要なのは、まず多目的トイレがあること。多目的トイレがなくても大丈夫じゃない?と思うかもしれませんが、段差などは男手が4名いれば何とかなる場合がありますが、トイレは不可能です。
どうしてもトイレが見つからない場合は、簡易用のトイレ容器を用意しておきます。しかしトイレの入口すら入れない場合は、不可能です。さすがにトイレに入らないで、用を足していれば公然わいせつ罪で逮捕されます。(笑)
そのためトイレは最重要課題なんです。私の場合は3時間に1回でトイレに行きますので、それに合わせて滞在時間を計算します。多目的トイレマップはそのためにもとても重要なアイテムとなります。
駐車場は身障者用駐車スペースでなくてもドアが開けば大丈夫の場合も
都内の駐車場アプリですが、最近では身障者用駐車スペースの有無も掲載していますが、20ヶ所に1ヶ所あるかどうかです。その1ヶ所のほとんどが商業施設です。地上の路面駐車場にはほぼ存在しません。たまにある程度です。
しかし駐車場は身障者用駐車スペースでなくても、運転席側(自分で運転した場合)・助手席側(誰かに運転してもらった場合)のドアを開けるスペースがあればなんとかなります。
そのためいかにすばやくドアを開けるスペースがあるか視認します。毎回やっているので他の人よりは視認が速くなっています。ある意味、特技です。(笑)
Google Earthをうまく利用することも重要なポイント
次にGoogle Earthでのチェックです。これはGoogleによる更新は不定期のため、現在閲覧できる情報が最新情報かどうかは正直わかりません。以前、五反田の駐車場に行った時には、チェックしたにもかかわらず、ビル建設に変わっていました。神田界隈でも同様のことがありました。
しかし参考のためにはとても役立ちます。最近では平面で見ることができるストリートビュー機能もついています。この機能があると、ビルの入口に段差の有無が分かる場合があります。
ただ都内のビルには注意が必要です。入口は段差がなくても3・4段上がってエレベーターがあるケースです。こればかりはチェックすることができません。さすがに1段であれば通りがかりの人に手助けをお願いすることができますが、それ以上は不可能です。
こういったチェックをして、都内の初めての目的地に出かけるわけです。車椅子ユーザーの方が同じようなことをしているかどうか分かりませんが、私はこのやり方ができるだけ万全だと思ってやっています。
人混みの多い原宿周辺は駐車場を探すこと自体が大変だったが執念勝ち!
但し、今回は違かったんです。なぜなら原宿周辺は人混みだらけであるのと、アップダウンが激しいことです。Google Earthでは坂があるのかどうかが分からないんです。原宿周辺で1時間ほど駐車場探しをしました。
渋滞もしているから1度ミスをすると、次の駐車場探しには15分以上もかかってしまうんです。でも必ず見つけるんだ!という執念と落ち着きが必要です。焦ると交通事故につながります。
むしろ私は毎回宝探しのような感覚でいます。そうすると見つけた時はハッピーになれます。私のバリアフリー調査はそんな気持ちから2005年から12年も続けています。そのため調査が飽きないんです!
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