車椅子のバリアフリーを考える上では修学旅行の実態がヒントになる

2017.08.23 (水)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。以前、人から聞いたことがあるのですが、旅館・ホテルで急に修学旅行の学生さんたちが来なくなってしまい、その理由が全く分からないまま廃業してしまうことがあるとの事です。なぜなのでしょうか?

乙武さんの登場で世の中が変わってきた

私は、現在45歳になる第二次ベビーブーム世代です。ジャニーズの中居君やキムタク、そしてマツコ・デラックスなどは同い年です。その頃は、小中学校に車椅子を利用している方がいるような環境はありませんでした。学校はバリアだらけでした。

 

でも乙武さんの著書「五体不満足」の発売により、少しずつ時代が変わりました。今では一般の学校でも車椅子を利用している生徒のいる環境に変わってきております。まさしく乙武さん効果です。乙武さんによって環境は大きく変わりました。

 

そこで修学旅行です。私のような世代の生徒が修学旅行に行く場合には、車椅子利用の生徒がいなかったから、どこでも良かったと思います。でも車椅子を利用している生徒がいるとどうなるでしょうか?

バリアフリーの旅館・ホテルだからこそ選ばれる時代

どこでも良かった昔のようにはいきません。そこで選ぶのが「バリアフリーの旅館・ホテル」だそうです。もちろん、障害のレベルなど諸事情で一緒に行けない場合もあるかもしれませんが、明らかに今までとは違ってきます。

 

ここで大きなポイントです。今まで利用していただいた旅館やホテルは、なぜ修学旅行の学生が来なくなったのかわからないそうです。今まで丁寧なサービスをしていたのに…。どこか悪いことをしてしまったのか?

 

残念ながら、私たちが今までひいきにしていたお店を利用しなくなった時に、以前行っていたお店に対して、なぜ利用しなくなったのか?を伝えることはしませんよね。だから「あなたの旅館はバリアフリーじゃないから利用しなくなったの」とは言いません。

旅館・ホテルの事情は序章にすぎない。他の業種にも影響する

ビックリしますが、これはあくまでも序章にすぎないと思っております。今後、高齢化社会になっていくと車椅子を利用する人口は明らかに増えていきます。そうなると他の業種においても、同様なことが起こってもおかしくないはずです。

 

そうなる前に車椅子を利用している方から「選ばれる」ような会社になっておくことです。もちろん、バリアフリー化を導入するとお金がかかる部分も出てきますが、まだまだ利用できる会社が少ない以上、車椅子を利用している方や友人・同僚・家族などのお客さまが増えて、売上に影響すると思います。ぜひとも今がチャンスです!

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