車椅子のバリアフリーはコミュニケーションが第一歩

2018.08.15 (水)

あなたのお店の『バリア解消』請負人

バリアフリースタイル代表の白倉です。

 

お店をご利用になる車椅子のお客さまが

お困りになるであろう「バリア解消」とは

一体何なのかを知ってみる前に、

どのようなお客さまが車椅子を利用されているのか

知ってみるのはいかがでしょうか?

 

単に足が不自由だから車椅子を利用していると

思っているのではありませんか?

 

もしそうだとしたら

アニメ「アルプスの少女ハイジ」の

登場人物のクララのように、

当初は車椅子生活をしていても、

気合と根性によって、

立ち上がって歩くことも

可能になると思っていらっしゃいませんか?

具体的にどうしたらいいのか聞いてみる

かつては日本のテレビ番組のドラマにおいても、

クララのような状況で車椅子に乗っていることを

印象付けるようなクオリティの低いドラマがありました。

 

実際には、単に歩けないから

車椅子に乗っているわけではありません。

 

車椅子を利用している人は

大きく2つのグループに分けることができます。

 

それは、
・常時、車椅子を利用している人
・一時的に車椅子を利用する人

 

この2つです。

 

そして
常時、車椅子を利用している人は
①身体に麻痺がある人
②筋力・骨の衰えがある人
の2つにタイプが分かれるでしょう。

 

身体に麻痺がある人は
主に病気やケガによって力が入らない人。

 

筋力・骨の衰えがある人は、
老齢やケガによって力が入らない人です。

 

共通して言えることは
どちらの場合も
「身体に力が入らない」ということ。

 

だから現実的に考えて、
“気合と根性”で
なんとかなるものではないんです。

 

また、①のタイプでも
胸から上を自由に動かせるかどうかは
頸椎の損傷部位によって異なります。

 

ちなみに私の場合であれば、

胸の脊髄の5番(みぞおち付近)を損傷しているために、

そこから下は触っても分かりませんし、

動かすことができません。

 

でも胸から上については、

自由に動かすことは可能なので、

お店に私のような車椅子のお客さまであれば、

手でモノを握ることはできます。

 

首の頸椎を損傷した場合は、

手でモノを握ることが難しくなるために、

料理の際の対応やお会計の際の対応は

変わってくると思います。

 

もちろん、お店側からこうしたほうがいいと

決めつけるのではなく、

お客さまに具体的にどうしたらいいのか

聞いてみるといいでしょう。

 

そして車椅子利用のお客さまだからといって、

動作がスローでも

自分でやりたいというお客さまもいれば、

人に頼みたいと思うお客さまもいます。

 

「何かお手伝いすることはございませんか?」

と質問した上で

お客さまからの回答で

決めればいいのではないでしょうか?

イメージしやすいと次のアクションがしやすい

あとは常時車椅子を利用しなくても、

一時的に車椅子を利用したい人もいます。

 

高齢者の場合は、

体力や筋力が衰えて、歩くことができるものの

長時間歩くことができないから

車椅子に乗っている場合や、

足腰が弱くなっているので、

車椅子を使用している人が多いでしょう。

 

そのためお店の場合であれば、

備え付けの椅子に乗り移りたいと思う

高齢者は多いような気がします。

 

何でもかんでも

椅子を先に動かしてしまうのは

相応しい行為ではありません。

 

どういった方がいらっしゃるのかを

ある程度知っていれば、

イメージが湧きやすくなり、

こういった対応が喜ばれるだろうと

場数を踏むことで

ある程度分かってくるようにもなるでしょう。

 

そして気兼ねせず普通に話しかけていくことで、

お客さまの気持ちを

うまく引き出して言葉にしてもらうことが、

対応しやすい第一歩になるのではないかと思います。

 

コミュニケーションができれば、

お客さま自身も

この店だから、この人だから、話しやすい

思われることで、

お店を今後も利用されやすくなるにちがいありません。

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