仕事において地味ながらも活躍している人の存在も忘れない

2018.01.15 (月)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。働きやすい職場環境をつくりあげていくためにどうしたらいいかをテーマに掲げます。仕事をしているといろいろな部署の方々がいて成り立っている中で、地味ながらも仕事をやっている方がいるはずです。そういった縁の下の力持ちの存在を忘れてはいませんか?

頑張っても評価しないリーダーが職場からやる気をつぶす

サラリーマン時代を振り返ると、健常者の時は売場の花形である農産(野菜・果物・花)の担当でした。売上コンクールがあり、関東地区の中で販売実績が上がると賞をもらえました。一番印象に残っているのが、母の日フラワーギフトで関東地区第1位を受賞して、チームの従業員全員でカラオケパーティーをした記憶があります。

 

その後、車椅子生活になり復帰した部署はスタッフ。売場と違ってコンクールなどはありません。上司に言われたのは、「スタッフは仕事ができて当然。仕事ができなければ減点」つまりうまくいっても標準ラインから上には行かないので、昇進するには筆記試験で他の人より10点多く取らないと合格できないと言われたものです。そこで自分としては、ハンディキャップを感じました。

 

確かに売場に比べると華やかさがないでしょう。でも頑張っても評価されにくいのは辛かったです。店のボスによっては、スタッフの仕事を軽視されたりして、最悪なときは直属の上司から「今回(ボスと営業の課長と協議した結果)、うちのチームに評価の点数をもってこれなかったから、(君の点数も下がるから)ごめんね」と言われたことがありました。正直「ふざけるな!」と思ったくらいです。

 

私の部下からも「なんで売場の方々は評価されるのに、私たちスタッフは評価されないんですか?」と質問されたことがありました。でも当時の私もスタッフとして恵まれていなかったことから、「スタッフはサポートする立場だからしょうがない」と答えてしまいました。今でもその言葉を発した自分を後悔しています。もっと違う言い方はなかったのだろうか?

観察力をつけることで縁の下の力持ちの存在をみつける

スタッフはサポート役なので仕方がないという見方をしてしまいがちですが、スタッフといえども、サポートがきちんとできて頑張ったならば、きちんと評価をしてあげるのが当たり前だと感じました。「営業は優遇、後方スタッフは冷遇」というのはあってはならないと思うようになりました。そういったこともあって、私は課長になったときに、縁の下の力持ちになっている人ほど褒めてあげたいと思うようになりました。

 

それは店のメンバーばかりではありません。お店を支えている清掃・警備・設備の方々や後方スタッフの方々も大事な存在です。彼らがいてこそ仕事が成り立ちます。だからこそささやかではありましたが、自分が休暇で旅行に行ったときには、少しでもねぎらいになればと思い、彼らにもお土産を買ってきていました。

 

どうしても華やかな部分だけがクロースアップされてしまい、地味な部分には気がつきにくいものですが、そういった部分に気づくかどうかがリーダーとして一番大事な部分だと思っております。そこに気がつく人、気がつかない人の違いで、人の度量まで分かってしまうのかもしれません。でも残念ながらなかなか気がつかない人を長年多く見てきました。

 

先日の有馬記念では、優勝したキタサンブラック号のお別れパーティーをテレビで見ていました。キタサンブラックといえばスター騎手である武豊騎手がまたがります。でも武豊騎手以外にもこのキタサンブラックを手掛けたヒーローはいます。そのヒーローたちを北島三郎さんは温かく感謝のことばを述べておりました。初めてのG1勝利に貢献した北村騎手、騎手でありながら調教を毎日乗ってくれた黒岩騎手など縁の下の力持ちも忘れていませんでした。私はその光景をみてうるっときました。

 

大事なのは、目立たない地味な存在の人たちを大勢の前で褒めたたえてあげる場をつくることです。そういったことができるかどうかで、リーダーとしての能力がわかるものです。もしできていないのであれば、ぜひとも周辺の人たちをもっと観察してください。きっとコツコツト頑張っている人がいるはずです。そうやってお店のチームビルディングにつながり、従業員のやる気にもなり、いつしか従業員満足(ES)がお客さま満足(CS)になるものと思っています。

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