食品売場のバリアフリーに欠かせない車椅子用ショッピングカート
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車椅子ライフデザイナーのまおうです。ショッピングモールや食品スーパーにおいてぜひとも設置しておきたいものは、貸し出し用の車椅子です。普段から車椅子を利用している方は、自分の車椅子をそのまま持ち込むと思いますが、長い距離を歩くのが困難な人は、貸し出し用の車椅子を利用するでしょう。
貸し出し用の車椅子とともに設置することで差別化
車椅子を用意している店舗は、かなり多くなっております。乗り心地を考えるとクッションの設置も望ましいところですが、普通に貸し出し用の車椅子置き場に置いておくと盗まれてしまう可能性が高いです。できればサービスカウンターなどで貸し出しができるようなサービスがあってもいいですね。
今回私が提案するのは、食品売り場における車椅子利用者向けのお買物カートです。車椅子のフレームに挟むだけで利用することができる優れものです。最近はショッピングモールなどにも設置されておりますが、あまり使用されている様子を見かけません。
意外と知られていない車椅子利用者向けのショッピングカート
車椅子ユーザーに聞いても「そんなのあるの?」というような声が返ってくることもよくあります。なぜなら貸し出し用の車椅子置き場には、車椅子ユーザーは行かないからだ思いますし、使用方法が明記されていないのでどう使ったらいいのか分からないのが実情だと思います。
でもこの機器は本当に便利です。一人で買い物をする際にショッピングカートのように使うことが可能です。食品売り場でかなりの量を購入する場合にはかごを満杯にしても大丈夫です。
通常の場合は、自分の太ももにかごをのせてお買物をすることが多いと思います。買い物の量が少ない場合にはわざわざ車椅子用ショッピングカートを取り付けるのが面倒だと思いますが、量が多い場合には麻痺している太ももにかごを置くのはあまり好ましくはありません。
ショッピングカートだけでなくプレートを用意しているところもある
最近では、直接かごが太ももに当たらないようなかごをおくプレートも出ています。購入量の少ない場合には便利かもしれません。残念ながらプレートにおいてもあまり浸透していないのが実情です。
大事なのはどうやったら伝わるかです。優れものがあってもPRをしないと単に置いてあるだけだと思います。そして意外に注意しなければならないのが、車椅子の清掃です。
忘れてはならないのが貸し出し用車椅子の清掃
ショッピングカートやかごというのは専門業者によって、コンスタントに洗浄しておりますが、貸し出し用の車椅子については自前で清掃しなければなりません。利用する方からすると人が交代で利用しているので、きれいな車椅子に乗りたいものです。
誰かいつ掃除するかを決めておくことも店舗のバリアフリー度を上げるために必要なポイントとなります。雑巾をもってハンドリムなどを拭いたりするだけです。ぜひとも些細な部分にまで目を光らせるといいと思います。
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