働きやすい職場環境においてチームのモチベーションをあげるには?
Contents
車椅子ライフデザイナーのまおうです。働きやすい職場環境を考えていく上で大切にしなければならない1つが、従業員のモチベーションを上げていくことだと思っております。モチベーションがないとどうしても仕事に思いや熱が入りません。「自分で決めた仕事だけを無難にこなす」「新しいことにチャレンジしない」など前向きな仕事に対する姿勢にならないものです。そういった状況を打開するにはどうしたらいいのでしょうか?
部下に対しては大事な存在であることを伝えること
私は教育の管理者としていろいろと試行錯誤を行いましたが、部下に対して「大事な存在であること」を伝えることだと思います。まずはじめにチームにおけるミッションを掲げ、何をどうしていくのかを具体的な方向性を伝えることで、チーム内のベクトルを同じ方向にすることができます。
しかしチーム内がうまくいっていないと、「私はそんな仕事をやりたくない」「契約が違う」「私に責任が課せられても困る」といったネガティブワードが連発するにちがいありません。それでもめげずに自分の思いを言い続けることです。とことん言い続けることで「上司がこんなに頑張っているのであれば…」と思う気持ちが部下に芽生えてくるでしょう。部下は上司の背中を見ているものです。
さらに部下の声をきちんと聴いてあげることです。部下のできない・もしくは不安になっているものを取り除いてあげて、何に困っているかをきちんと把握することです。なかなか相談できない風土だと時間はかかりますが、チームの一人一人に向き合うことで、少しでも部下の気持ちを理解してあげたいという上司の優しさが大事なポイントです。
教育をきちんとすることで上司と部下の距離が縮まる
そして大事なのは、部下への育成をきちんと計画し履行することです。特に、OJT(ON THE JOB TRAINING)を通して、適切な教え方を実践することで、上司と部下との距離が短くなりますし、丁寧に教えてあげることでネガティブな発想が少しずつ消えていくでしょう。部下とともに歩んでいくことを忘れないでください。
なぜOJTをしなければならないのかは、自分にはできる仕事が他の人にお願いすることができない状態であると、ついつい個人プレイに走ってしまい部下を信用できなくなります。部下にとっては上司が大変でも、知ったことではないと思うでしょうし、自分たちは信頼されていないのではないかと思うものです。チームが一丸となっていくには、自分の仕事を部下と共有していくことで、チームレベルが上がっていき、ポジティブな発想が身につくはずです。
その後、部下が自分の抱えている仕事をスムーズにこなすようになったら、自分が上司のフォローをしてください。そうやってチーム力を高めていくが、最終的には少ない人件費で最大の効果を生むことにつながるでしょう。よくあるのは、人数が多いわりに仕事がはかどらないで、上司だけがイライラして、そして部下は手持無沙汰でただ眺めている光景です。
最悪なのは、自分以外はレベルが低いから自分がやると決めつけている人です。そうすることで働きやすい職場環境ではなくなります。今こそ従業員を大事に思い、少しでも活き活きとした職場づくりをして、毎日出勤するのが好きになるような仕事の取り組み方を目指したいものです。
関連する投稿
- 心のバリアフリーの対応には従業員全体のチームづくりが欠かせない
- 従業員の問題解決力を上げて更なるバリアフリーを目指す
- 頑固なリーダーによってチーム全体のバリアを作っている理由とは?
- 職場全体のモチベーションアップを図る中で気づきにくいバリアとは?
- 頑固な1人のリーダーによって生まれてしまうバリアとは?
現在の記事: 働きやすい職場環境においてチームのモチベーションをあげるには?