多目的トイレの状況チェックは頻繁に行うことがおすすめ
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あなたのお店の『バリア解消』請負人 バリアフリースタイル代表の白倉栄一です。先日は、大型ショッピングモールの多目的トイレを利用しましたが、ものすごく汚くなっていました。そういったことはたびたびあるものですが、他のお客さまへ気持ちよく利用していただくためにも、多目的トイレについては他のトイレに比べて、多少頻度を上げて巡回することをおすすめします。
チェックする時間を忘れると汚いままになってしまうことも
私が利用したショッピングモールでは1日5回のトイレ清掃を実施するルールになっており、実施したら清掃された方が押印する仕組みになっておりました。押印があることでお店の清掃がきちんとルール通りに行われていることを証明できるものであり、また利用されるお客さまにもきちんと実施している旨をお伝えする意味でもあると思います。
ただその日は繁忙だったことで、実施できなかったのかどうか分かりませんが、1日5回の実施において、14時に清掃する予定が私の利用した16時半になっても、14時の押印がされておりませんでした。そのために、トイレがかなり汚くなっていたのかもしれません。
私が今までいろいろな多目的トイレをみてきましたが、ショッピングモールの清掃回数は他の施設に比べて、実施する回数はものすごく多く、設定されていると思います。それでも他の施設に比べて多目的トイレを利用するお客さまが多いこともあり、往々にして多目的トイレは不特定のお客さまが多く利用されることによって、汚くなりやすいように思えます。
しかも身体が麻痺などのある方にとっては、排尿・排便する際にどうしても便器まわりを汚してしまうケースもあるでしょう。利用後にきちんと拭き取って清掃される方もいれば、どうしても清掃することができない人もいるので、汚れたままとなってしまう場合もあるででしょう。ではお店としては、どうしたらいいのでしょうか?
清掃はともかく定期的な巡回が欠かせない
ショッピングモールのような場所ではお客さまの来店人数から使用頻度も高いために、1日数回の清掃も必要になると思いますが、飲食店などであればそこまで多くの清掃は必要ないと思います。但し、いつどのタイミングで汚くなるかわからないために、従業員による定期的な巡回をおすすめします。
そこで汚くなっていたらその都度清掃していくことで、きれいな多目的トイレになるでしょう。お客さまの心理からするとどうしてもきれいなトイレであることが、お店の利用条件になる場合があります。私が総合スーパーで勤務していたときも、トイレがきれいかどうかが、意外にもお客さまの選ぶ重要なポイントになっていました。
ところがその重要さにあまり気がつかないことが多いものです。当時は花を置いたりして少しでもお客さまに、気持ちよく利用していただきたいと取り組んだこともありました。しかもお客さまからトイレのお褒めの言葉をもらったときは、とてもうれしかったものです。
多目的トイレの清掃について述べさせていただきましたが、トイレの中にある備品についてもきちんと作動するかどうかたまにはチェックすることも必要ではないでしょうか?ぜひとも車椅子利用のお客さまにとって、喜ばれるお店になることで、売上・客数アップになることを願っております。
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