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バリアフリー対応の施工の前にしておきたいコト
2018.12.23 (日)
あなたのお店の『バリア解消』請負人
バリアフリースタイル代表の白倉栄一です。
バリアフリーの整ったお店を造ったら
利用者から「これって使いづらいのよね」
と言われるようなことが意外とあるものです。
せっかく利用される方々のために
造ったにもかかわらず、
残念な結果になってしまうのは
どうしてなのでしょうか?
しかも直したくても
多額の費用がかかってしまうから
直すことも難しくなってしまいがちです。
そういったトラブルを避けるためにも
考えておきたいポイントがあります。
これからバリアフリーのお店を造りたいと
考えている皆さまには必見です。
バリアフリー対応にしたつもりが・・・
大事なことは
バリアフリーに詳しい人からの意見を
事前に確認しておくといいでしょう。
できれば現場調査を行ったほうがいいと思います。
なぜそこまで行ったほうがいいのかと言いますと、
下記のような事例が実際に多く発生するからです。
これはあとから嘆いても、
改修工事は相当な費用が掛かってしまいます。
㋹トイレが狭くて車椅子で入れない
㋹トイレが狭くて方向転換ができない
㋹トイレの手すりの高さのバランスが悪い
㋹トイレのボタンなどに手が届かない
㋹トイレに手すりそのものがない
㋹駐車スペースに乗り降りスペースがない
㋹駐車スペースに傾斜が発生している 他
こういったことは結構見かけるものです。
意外と施工業者にお願いしても、
施工業者自体があまり知らないまま
(知らないことに気が付かないまま)、
「こうやったら大丈夫だろう」
と行ってしまうことが多いものです。
しかもそこには
バリアフリーに詳しい人の声は一切ない状態です。
ことわざにもあるように、「餅は餅屋」
という意味に当てはまります。
施工をする人は施工技術には長けていても、
バリアフリーは知らないとよく聞きます。
そこで施工技術だけで進めてしまっては、
トラブルが発生するわけです。
だから事前のヒアリングが必要になります。
バリアフリー対応を知っていただく取り組み
あとは運用面になります。
せっかく造ってもそれがあるのかどうかを
知らない人がほとんどですから、
HPなどで発信していく必要があるでしょう。
そうすることにより、
あのお店はバリアフリー対応のお店だと
気づいてもらえるにちがいありません。
なぜなら全国にあるほとんどのお店は、
誰もがバリアフリー対応だと
思っていないからこそ、
対象の方々に知っていただくことは
必要な手段になります。
せっかく造ったのであれば、
多くのお客さまに
喜んでいただけるようにしたいものです。
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