バリアフリーの情報を知りたいなら国際福祉機器展(9月25日~28日)がおすすめ
Contents
あなたの会社の『バリア解消』請負人バリアフリースタイル代表の白倉栄一です。
今年も9月25日(水)~28日(金)の日程で国際福祉機器展(東京ビッグサイト)が開催されます。
まだ国際福祉機器展に行ったことがない方は、ぜひお時間を作って見学されることをおすすめします。
バリアフリーの福祉機器関連が満載です。
企業の中で新しい福祉機器を採用することにより、効率化を図ったり、人のサポートができたりすることが可能になることがあるからです。
商売をされていらっしゃる経営者の皆さま、障害者雇用を検討している経営者の皆さまには、とても有意義な機会になるでしょう。
見たことのない画期的なものがあることも…
私は毎年必ず見学して、新しい福祉機器を確認しています。実際にこの場を通して購入することになったものあります。
現在使用しているオートボックス(車の天井に車椅子を収納できる機器)やスマートドライブ(取り外し式電動アシスト装置)などもこの展覧会への参加で購入に至りました。
その福祉機器は今でもものすごく重宝していますが、もしこのような機会に参加していなかったら気が付かなかったことでもあります。
そういったことを考えれば、画期的な掘り出し物もあるはずです。
ネット社会では、わざわざ現地に行かなくても分かると思うかもしれません。
でも福祉機器は、多少高額的なものが多いために、一度触ったり、試したりしないと購入するには至らないというのが本音です。
その機会が国際福祉機器展ともいえるでしょう。
福祉機器展で見かけた画期的な機器「JINRIKI」
私はかなり以前になりますが、けん引式車椅子補助装置の「JINRIKI」をこの国際福祉機器展で初めて目撃しました。
このJINRIKIは、車椅子に簡単に取り付けられる機器です。
価格もさほど高いものではないので購入しやすいことでも知られています。
使い方については、車椅子に取り付けることで、前輪が浮きます。
車椅子があっという間に人力車のようになるので「JINRIKI」です。
それがどのような効果をもたらすのかと言えば、車椅子におけるデメリットとなるバリアを見事に解消してくれます。
車椅子のバリアは、前輪なんです。前輪は小さいためにちょっとした溝があったら落ちてしまうこともあります。
砂利道や芝生なども前輪が絡まってしまって、身動きがとれなくなってしまいます。
この前輪を持ち上げて車椅子を動かすのは、かなり難しいことです。
自走ではずっとウイリーで漕がなければならないでしょう。
介助者がいたとしても、腕への負担はものすごく大きくなります。
それが人力車のように、人がひっぱるようになれば、前輪のバリアが解消できるんです。
観光でも使えますし、緊急避難のときにも役立ちます。
商業施設などには絶対にあったほうがいい福祉機器の1つです。
情報を手に入れるなら行ったほうがいいイベント
こういった福祉機器が、日頃から触ったりする機会があればいいのですが、意外とないのが現状です。
例えば、不特定多数の方が集まるようなスポットである大型ショッピングモールなどに展示・試乗などができれば、もっと多くの人の目に留まるでしょう。
でも実際には、まだまだそういった機会は難しいようです。
そのためいろいろな人に聞いても、「えっ、そんな福祉機器があったのですか?」という声が多いのが実情です。
意外と情報というのは知られていないものです。
ぜひこの機会に一度自分の目で確かめてみることをおすすめです。
思わぬ掘り出し物があるかもしれません。
★国際福祉機器展ホームページ→こちら
★JINRIKIのホームページ→こちら
————————————-
この度、新ホームぺージを作りました。
無料ダウンロードをご用意しました。
もしよろしければご参考にして下さい。
★PDFのダウンロードは
下記をクリックしてください。
関連する投稿
- 車椅子のバリアフリーは駐車場の路面状態に注意したい
- 車椅子で行けるバリアフリー化が進みにくい業種とは?
- 車椅子における段差のバリアは1段と2段では全く違うワケ
- 安全・安心のバリアフリーには車椅子の後方スペースの確保がポイント
- 車椅子目線で勾配・スロープを考えてみるポイントとは?
現在の記事: バリアフリーの情報を知りたいなら国際福祉機器展(9月25日~28日)がおすすめ