車椅子で行く沖縄旅行 ~飛行機・レンタカー~
(旧ブログ 2014.11月 投稿内容)
沖縄へは約3時間近くの長旅。
空港用の車椅子に乗り移る前に空港のトイレには行っておきたいですね。
検査場を済ませた後にも行けますので安心です。
搭乗口から一番先に飛行機へ案内されるのはいい気分ですね。
状況によっては自分の車椅子から直接飛行機の座席に移れる場合もあります。
但し、JALでもANAでも乗り口から一番近い席の場合です。
それ以外は一般の車椅子では機内通路は通れません。
帰りの飛行機の時は、ドアから一番近い席だったので空港用車椅子に乗り移らなくて大丈夫でした。
原則は、空港用車椅子に乗り移ることになります。
今回はプレミアムクラスでしたのでこのような座席でした。
大概、プレミアムクラスの座席の肘掛は上に上がらないのでやや乗り移りにくいかもしれません。(JALのファーストクラスも同様です)
帰りの飛行機はたまたま肘掛が上に上がるものでした。
この写真のものは肘掛が上に上がるタイプでした。(ボーイング777)
これにはビックリしましたね。
プレミアムクラスはさすがに足元は広いですね。
私は痙性が起こり脚が急にピーンと前に伸びることがあるので、足元が広いのは安心です。
さすがにプレミアムクラスのシートはリラックスできるので安心ですね。
ただボーイング777の席は、ボーイング787と違って自動でリクライニングができるわけではありません。
そこが改良されればもっと楽になりますね。
プレミアムクラスでは食事が出ます。
こちらが羽田→沖縄便で出てきた昼食です。
こちらが沖縄→羽田便で出てきた夕食です。
朝・昼・夕の時間帯に当たらない場合は軽食となりますが、サンドイッチなどが入っているのでそれでもボリュームがあります。
私的には飛行機の中で食事を食べてしまえば、到着後すぐ旅行モードに切り替えられるので助かっています。
今回はパーサーの方のご厚意で温かい八女茶をいただきました。
美味しかったです。
さすがに沖縄便は約3時間かかるのでかなり時間がかかりますね。
雑誌とかで時間をつぶしましたよ。
飛行機の中では現在どこを飛んでいるのかモニターを見ることができます。(全便でモニターがついているわけではありません)
やっと3時間かかって沖縄の那覇空港へ到着しました。
約3時間かかって那覇空港へ到着しました。
もちろん、車椅子利用者は全乗客が降りてからやっと降りられるので、到着時刻より10分位遅くなることをはじめから考えておいた方がいいでしょう。
私がレンタカー会社と待ち合わせをする場合は、到着時刻+10分+移動10分+トイレ10分を計算しますので、到着時刻より約30分後にしています。
※羽田空港の場合なら、移動がさらにかかる可能性があります。(到着ロビーまでの移動が長い場合があります)
那覇空港ではちょっと迷いましたね。
なぜか途中でエレベーターを乗ったら、石垣便への出発ロビーでした。
那覇空港は到着出口を出るとすぐ目の前が道路になっているので、すごくわかりやすいですね。
外に出るといかにも南国に来ましたというような木がありました。
身障者用駐車スペースも2ヶ所ありました。
ジャンボタクシー乗り場の隣りでしたので分かりやすいです。
ここでレンタカー会社と待ち合わせをして、レンタカーを受け取りました。
それでは沖縄での旅行開始です。
レンタカー乗車時刻は14時半。
今日のスケジュールは沖縄美ら海水族館のすぐ近くにあるホテルへ泊まることだけを考えていましたので、午後14時すぎからいろいろな観光地を向かうほど時間的な余裕はないと判断していました。
沖縄は他の都市と違って移動距離は長くないものの、観光地まで行くまでの時間や観光地での滞在時間を考えると14時半からでは1ヶ所位しか立ち寄れないと思っていました。
またできれば1日目にお土産を購入して、宅配便で自宅へ送れば持ち帰る必要がないことも考えていました。
そこでまず向かったのは、首里城公園です。
那覇空港からちょうど30分以内で到着できるので、まずは近距離から行きたいと思いました。
那覇空港を出発すると左側に国際線の建物がありましたね。
ここにも身障者用駐車スペースがありました。
ここを抜けるともう那覇市内ですね。
いつもの事ですが、まずはレンタカーになれることが大事です。
どうしても使い慣れるまで15~30分はかかりますね。
今回のレンタカーについては事前に車への乗り移りが得意ではないことを伝えておいたので、サイドサポート付の車を用意してくださいました。
これはとても助かりました。
サイドサポートがあるかないかでかなり変わってきます。
というのも今回お借りした「トヨタ ラクティス」は車の座席位置が高いんです。
サイドサポートなしではかなり厳しいくらいの高さです。
乗り移りが問題ない人は大丈夫でしょうが、私のように身体が重かったり、腕や腹筋などに自信のない人では乗り移るのはかなり難しいですね。
私も正直1人では乗れる高さではなく、同乗者に毎回持ち上げてもらいました。
ただ運転は高いところから見下ろすので、運転はしやすいですね。
ニッシン自動車工業製の手動装置がついているのも運転しやすかったです。
この車は後ろのドアから車椅子のままで乗ることもできるように設定されていました。
私は運転がしたいタイプですが、他の方が運転する場合にも便利に改造されていました。
首里城公園まで30分位運転していたら、ようやく運転になれてきましたよ。
関連する投稿
現在の記事: 車椅子で行く沖縄旅行 ~飛行機・レンタカー~