車椅子でも生活しやすいバリアフリーな環境を創っていくためのセミナー開催へ
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車椅子ライフデザイナーのまおうです。このところ車椅子関連のセミナーのお手伝いを実施する機会がありまして、いろいろなことを学ぶことができました。
まだまだ車椅子利用者との接点がほとんどないのが現状
やはり未だ感じるのは、車椅子に乗ったことがないとか車椅子を利用している人と話したことがないという現状です。そこで障害者と健常者との共生社会を目指していくために自分がこれから実施するセミナーが役に立てればと思っております。
高齢者3300万人以上・身体障害者400万人以上がいる中で、車椅子を利用している人数は最低でも400万人以上がいると思われます。残念ながら上記の数字は分かっても車椅子に乗っている人数は現時点で国の統計などはありません。
実際に最近では、介助の人が一緒でなく1人で電車に乗ったり、街中でショッピングしていたりする車椅子利用者が多くなりました。でも現実はこの人たちと声をかけたり、話したりする場がないというのが一般の声なんです。
大事なのはきっかけづくり。将来は気軽にコミュニケーションができる場が必要。
そのためにはきっかけを作らなければならないと思っております。まさにコミュニケーションの場が必要です。ただ一気にそこに行くのは、今まで0の部分なので難しいでしょう。そのためにも橋渡しするための場が必要だと考えております。
そこで私のできることは、企業の皆さんにどう応対すればいいのか?どうすれば車椅子利用者に喜んでいただけるかを伝えていきたいと思っております。そうすることでバリアフリー化が図れて、車椅子利用者があなたのお店だから行きたくなるようになると思っております。
今後はセミナーを通してクライアントが幸せになる講座を自分が作っていきたい
これまではセミナーをお手伝いする立場でした。先日にはセミナー講師養成コースを何とか卒業したので、あとは90分以上の内容を作り、デビューするだけです。店舗のバリアフリーのハード面における部分・ソフト面における接客応対の部分・そして車椅子ユーザーが活躍できる職場環境づくりをテーマとしてやっていく予定です。
もちろん受講していただけるクライアントをこれから集めていかなければなりませんが、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた社会情勢のニーズと高齢化社会におけるニーズからぜひともクライアントには、受講していただける価値の高いセミナーづくりを考えていきたいと思っております。
最終的にはクライアントも車椅子ユーザーにとってもWIN・WINの関係になること
企業の社会的責任(CSR)だけでなく、企業の収益面においても得をするようなセミナーを作り、それが車椅子ユーザーにとっても得をするようなWIN・WINの関係になるようにするのが私の使命です。
それによって私の理念でもある「車椅子でも生活しやすい環境を創っていくこと」ができると思っております。多くの企業に賛同していただけることで、車椅子利用者におけるバリアフリーが広がっていくことを願っております。
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