車椅子利用者における空港での飛行機への搭乗方法について

2017.03.13 (月)

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車椅子ライフデザイナーのまおうです。先日は、旅行に行くための航空チケットの予約方法をお伝えしました。今回は空港における飛行機への搭乗方法をお伝えします。

空港に行く際に大きな課題は駐車場の確保

その前に大きな注意事項があります。それは駐車場の確保です。空港の駐車場台数はものすごくあるように思えますが、状況によっては当日「満車」となっているケースをよく見かけます。私も「満車」によって予約していた飛行機を変更せざるを得なかったことがあるんです。

羽田空港の場合をご紹介しますと、羽田空港の駐車場は事前予約ができます。事前予約は一般タイプと個室タイプがあります。個室タイプは完全にシャッターで仕切られるのでいたずらされる心配はありませんが、価格は少し割高です。でも当日とめられないことを避けるためにも事前予約はおすすめです。

他の空港に関しては詳しくありませんが、ちなみに茨城空港の場合は予約も一切ありません。当日空いているところに駐車するのみです。駐車料金もかかりません。さらに安心なのは空港の出発便・到着便が終了したら、空港そのものを閉鎖するため、駐車場も立ち入り禁止になります。

空港のチェックインをするには1時間前が望ましい

当日の空港対応については、空港にはお体が不自由な人のためのカウンターが設置されております。出発時間の40分前には到着が必要となります。SKYをはじめ格安航空会社は60分前には到着が必要となる場合があります。

ANAやJALの場合は、空港用の車椅子に乗り換えるタイミングはいつにするか決めさせてくれます。私は搭乗する瞬間までは、自分の車椅子でいる方がリラックスできるので、その旨をお伝えします。但しSKYの場合は、人手が少ないこともあり、チェックイン時に空港用の車椅子に乗り換える必要があります。

格安の場合はボーディングブリッジがないケースも有

またANAやJALはボーディングブリッジによる搭乗となるために、出発時間の15分前まで自分の時間が作れます。トイレに行ったり、お土産を買ったり・・・。しかしSKYや格安航空会社の場合は、ボーディングブリッジの搭乗ができない場合もあるため、自分の時間に制限が出てきます。

ボーディングブリッジとは、ターミナルビルから旅客機に乗客や乗員を乗降させるための設備です。ボーディングブリッジがない場合は、階段用のタラップになりますが、車椅子利用者の場合は昇降機が多いです。しかし、手配できない場合はおんぶになると言われたこともあります。

到着時刻の30分位遅れることを予測しておきましょう

搭乗開始の時刻になったら、まずはお体が不自由な方から案内されます。次にグレードの高いクラスのチケットを持っている方、そして一般のエコノミーの方の順番で搭乗します。降りる場合は、グレードの高いクラス→エコノミー→お体が不自由な方の順になるので、到着時刻より15分位遅くなります。

さらに飛行機の到着時刻はよく遅れるので、人と空港で待ち合わせる場合は、到着時刻から30分後あたりが私の経験からすると望ましいです。

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