首都高速道路における渋滞時のトイレ探しは事前のチェックがおすすめ
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車椅子ライフデザイナーのまおうです。先日は高速道路のサービスエリア・パーキングエリアの多目的トイレについてご紹介しましたが、今回は私がよく通っている東京の首都高速道路のパーキングエリアについて、車椅子ユーザーの立場からご紹介します。
首都高速の利用は渋滞を想定して計画を立てるのがおすすめ
私が現在住んでいる茨城県守谷市から東京方面に行く場合は、高速道路に乗ることがほとんどです。東京までは約40~50キロの道のりですが、さすがに渋滞が頻繁に発生する国道6号線を利用して、東京に行くことはほとんどありません。
常磐道の谷和原ICから高速道路に乗りますが、毎回トイレ休憩できるスポットを気にしております。なぜならば、常磐道から首都高速に入った瞬間に大渋滞が起こるケースがほとんどです。
三郷料金所を通過して、小菅JCTまでは通常10分程度ですが、渋滞が発生するとすぐに30分にもなります。状況によっては60分以上になることもたびたびあります。さらに向島から両国JCTまでの渋滞もしくは更なる渋滞も珍しくはありません。
そうなると茨城~東京の目的地に行くまでに、2時間以上かかる場合もよくあります。そこで気になるのはパーキングエリアの有無、つまり多目的トイレの利用が頭に浮かびます。
意外と穴場のパーキングエリアは箱崎PA
よくあるのは東京の目的地にトイレがない場合は、パーキングエリアに一旦立ち寄ってトイレを済ますこともあります。では首都高速で利用できるトイレ事情はどうなのでしょうか?
常磐道については、守谷サービスエリアを過ぎてしまうと、次は八潮パーキングエリアとなります。ここは首都高速にしては比較的大きいパーキングエリアです。簡単な軽食もできるスポットです。
ただこの付近で休憩をしてもその先が混んでいることが多いので、どうしてもトイレに行きたい時以外はあまり利用しません。むしろその先のパーキングエリアですね。駒形と箱崎にあります。
私は奥にある箱崎パーキングエリアをよく利用します。ここはドライバーにあまり知られていないスポットで有名です。なぜなら首都高速に乗っていても見逃してしまう場合が多いようです。
箱崎というとJCTのイメージが強いので、さすがにパーキングエリアがあるようには思えないですし、明らかに目立たないんです。駐車台数が10台くらいしかありませんので、その中でも身障者用駐車スペースは1台のみです。
このパーキングエリアはビルの内部にありますが、他の階に行くことは一切できませんし、高速道路外に出ることもできません。飲食は飲料の自動販売機のみです。
首都高速のパーキングエリアは外出する前に把握が欠かせない
多目的トイレは設置されているので安心です。この箱崎まで来るとほとんど都心の渋滞から抜けたことが多いので、ホッとする思いでよく利用しております。こうした首都高速のパーキングエリアなどをきちんと把握していることも車椅子利用者にとっては重要なポイントになります。
私はあくまでも茨城~東京方面のご紹介になりましたが、別の都道府県から東京に向かう場合は、そのルートにおけるパーキングエリアを確認しておくといいでしょう。首都高速に入るとどうしても避けられないのが渋滞です。渋滞中にトイレに行きたくなっても行く場所がないのは大変です。
車椅子利用者だけでなく、車椅子利用者とともにするご家族の皆さんにはきちんと事前のチェックをおすすめします。また渋滞情報のアプリなどを使いながら予測しておくのもいいかと思います。安心な外出をしたいものですね。
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