車椅子利用者が電車に乗る場合には駅の構内図の確認が必要

2017.07.06 (木)

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車椅子ライフデザイナーのまおうです。最近は公共交通機関を利用して出かけることが多くなりました。その公共交通機関を利用する際のポイントを考えてみたいと思います。

最近は駅員さんの対応がものすごく早くなっていてありがたい

先日は東京の水道橋に行く用事があり、茨城のつくばエクスプレス守谷駅~つくばエキスプレス秋葉原駅~JR秋葉原駅~JR水道橋駅まで電車の乗り継ぎをしました。

最近は駅員さんのご配慮があって、駅で思った以上の待ち時間にならないことがほとんどです。目安的には、改札時に乗車をお願いしてから、5分後以降の発車する電車になります。

現在の時間が9時50分の場合、9時55分以降の電車に乗ることになります。さすがに一般の人と同じように、9時52分の電車に乗るといったことは難しいでしょう。そのためには、時間の余裕を持っておく必要があります。

駅の構内図は事前に確認しておく方がいい

あとは目的地の駅の構内図をきちんと見ておいた方がいいと思います。例えばJR水道橋駅であると、出口は東口と西口があります。この西口と東口はJR総武線の車両の両端になります。そのため距離が意外と長くなります。

今回は、東口を利用したかったので問題はありませんでしたが、西口を利用したい場合でも西口にはエレベーターがついておりません。そのため、東口の改札を一旦降りてから、外の道路を使って西口に行かなければなりません。

そうなると他の人はすんなり西口の改札から、東京ドーム・後楽園ホール・場外馬券場のウインズに行けますが、車椅子利用者は西口の改札を降りれないので、余計に時間がかかることを想定しておいた方がいいでしょう。

西口の改札脇には、車椅子の多目的トイレがついているのですが、エレベーターがありません。JR東日本の構内図には昇降機も掲載されていないので、多分階段のみとなります。もしかしたら別の措置があるのかもしれませんので、ご存知な方がいたら教えて下さい。

もちろん西口にもエレベーターを設置すればという意見もあると思いますが、コストの問題だけではなく設置場所の問題も出てくるので簡単にはいかないと思います。そのため公共交通機関を利用する場合は、駅の構内図を確認した上で外出するのがおすすめです。

ネットの乗換案内は健常者用にできているので参考程度にとどめておく

ポイントはネットの乗換案内より30分位余裕を持つことだと思っております。乗換案内は、健常者の方の目線で作られております。そのため乗車号車・階段など自分の思い通りになります。あとはできるだけ乗換回数の少ない方が楽だと思います。たまには公共交通機関での外出もいい気分転換になりますよ。

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