障害者と健常者との気軽なコミュニケーションをとれる共生社会へ

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車椅子ライフデザイナーのまおうです。やっと車椅子ライフデザイナーとしてデビューを果たしました。まだ起業という形ではありませんが、今年の夏を目指して奮闘している最中です。

障害者との健常者との溝が埋まっていない現状

2020年の東京オリンピック・パラリンピックまであと3年半。人によってはまだ3年半もあるんじゃないの?と思っている方もいらっしゃるでしょう。なぜなら隣国の韓国では、あと1年後に平昌オリンピック・パラリンピックが開催されるのに政治的なゴタゴタがあるせいか、まだ盛り上がってきていないようです。

先日はコ・イノベーション研究所の橋本先生といろいろとお仕事をしてきた中で、日本人が障害者に対する関心度合いについて教えていただきました。ロンドンオリンピック・パラリンピック後のアンケート結果によると、健常者における障害者への理解はかなり高まったとされている一方で、障害者から見た健常者に対する対応については現状維持もしくは悪化したという回答がされております。

残念ながら溝が埋まっていないのが、現実なのかもしれません。実際に今回いくつかの会合に参加させていただいた時に、障害者と関わったことの有無については半分くらいの方が「ない」と答えておりました。

確かに、身近に障害者のいない環境が多いのかもしれません。だからこそなかなか障害者への理解が高まらないのではないでしょうか?もちろん、今後日本が目指していく道は、障害があるなしに関わらず、お互いに気軽にコミュニケーションができる関係、つまり共生できる社会です。

大事なのは障害の有無ではなくて困っている人を助ける気持ち

ただ確実に言えることは、困っている人を手助けする気持ちだと思っております。残念ながら、障害者でなくても困っている人を駅で見ても素通りしてしまう方が多く感じます。

先日の会合の中では、困っている人を手助けすることは自分の幸せにつながるという考えが出ました。それは「人から感謝される」ということです。感謝されればどんな人でも嬉しいはずです。自分が幸せになるために手助けするというような発想の転換をしていけば、もっとお互いが共生できる社会になると思います。

障害者側の謙虚さ・感謝も当然必要になってくる

あともう一つ大事なことですが、障害者側にも課題があります。残念ながら手助けをしていただいた時に、嫌がったり、怒り出す人がいます。これがトラウマになる健常者の方がいます。また対応したら嫌がられるのではないか?というものです。

そうなるとますますコミュニケーションが取りにくくなります。先日は脳性麻痺をお持ちの障害者の方がおっしゃっていましたが、お断りをした場合には「悪くは思わないでくださいね」と伝えると言っていました。やはり誤解されやすいことが多いようです。

やはり大事なのはお互いに「謙虚であること」「感謝すること」です。これこそが次につながるのであり、困っていれば誰もが助ける環境になるはずだと思います。

東京の駐車場探しには「Google Earth」が意外と役に立つ

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車椅子ライフデザイナーのまおうです。今回も駐車場のコラムですが、都内で身障者用駐車スペースをが探すのが難しいと以前述べましたが、いくつかの手段を使って見つけております。ちなみにこれは私のオリジナルです。

都内の駐車場を探すときのポイントはアプリを使うこと

私は都内の駐車場を探す際には、以下の手段を使っています。まずは都内の駐車場検索アプリ「S-PARK」を使用します。このアプリは本当に便利です。都内の駐車場のほとんどは網羅されております。

便利なところは、身障者用駐車場検索もできるところです。そのため、自分の目的地から該当駐車場まで距離が長いかどうか確認します。距離が短ければ大丈夫ですが、片道1キロ以上離れると移動距離が長くなるので、ものすごく辛くなります。

もちろん、身障者用駐車スペースの全くない場合もあります。その場合は、目的地の近隣にある駐車場が何台分あって、どのような形になっているかを確認したくなります。その方法は次の通りです。

意外とGoogle Earthを見ると実際の駐車場がよく分かる

Google Earth を使って、空からのアングルを確認します。そうすると目的地に近い駐車場の形式がどうなっているか分かります。ゲート式か跳ね上げ式なのか?身障者用駐車スペースはあるのか?もしなければ乗り降りできるスペースはあるのか?

特に、最近はストリートビューという平面から立体的に見る技術も開発されているので、ものすごく分かりやすいです。注意しなければならないのは、Google Earthの情報が常に新しいとは限らないので、一度チェックした駐車場がビルに変わっていることもよくあることです。

Google Earthで確認しても変わっているケースもあるので注意が必要

先日も五反田で都内では珍しい身障者用駐車スペースがある平面駐車場を事前に現地まで確認しに行ったものの、その1ヶ月に五反田へ行ったらもう駐車場ががなくなっていて、ビル建設が始まっていました。

そのため都内の平面駐車場は、ビル建設までの有効活用になっている場合もありますので、十分注意が必要です。今回はあくまでも私のオリジナルです。こういったやり方で私は駐車場を調べていますという方がいましたら、ぜひとも情報をお待ちしております。

車椅子利用者の旅行における手動運転装置付レンタカーの課題

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車椅子ライフデザイナーのまおうです。車椅子利用者にとって旅行をする際に気になることがいろいろとありますよね。①宿泊施設をどうするか?②旅行の観光地に身障者用トイレがあるのか?⓷移動手段はどうするか?毎回、苦労するテーマです。

さすがに車で行ける距離には限界がある

その中でも大きなテーマとなるのが、3番目に挙げた「移動手段」です。私は毎回、自分の車で移動をしております。たださすがに遠い距離まで自分の車で行くのは自信がありません。

茨城に住んでいる私の場合、南は名古屋・北は仙台くらいまでなら過去にも行った経験があるので大丈夫です。もちろん、人によっては九州・北海道まで自分の車で旅行をする方もいるはずですが、さすがに距離も時間もかかります。

一番の理由は、身体への負担が気になります。長時間の運転では床ずれも心配です。そうなると、旅行範囲が限られてきてしまうんです。ではどうするか?

大手レンタカー会社に手動運転装置付のレンタカーはほとんどないのが現状

旅行先でレンタカーを借りるのはどうだろうか?旅行先におけるレンタカーについてです。私は今まで全国各地の旅行に行きましたが、残念ながら空港の大手レンタカー会社に手動運転装置付のレンタカーはほとんどありません。

それでも最近では、取り外し可能な手動運転装置を製作・販売している㈱ニコ・ドライブさんの努力により、少しずつ利用できるレンタカー会社も増えてきています。

以前は佐賀空港に該当の装置付きのレンタカーがあったのですが、今ではその取り組みはされていません。(佐賀県が行っていた取り組みです)ものすごく便利でしたので、とても残念でなりません。

あくまでも事前予約が必要でしたが、空港に設置してあるレンタカー会社に行くだけで、終了時にはレンタカー会社に返すだけですから、一般のレンタカー利用とそう変わりはありません。

協力してくださる企業もあるのはとても助かるが・・・

もちろん、現時点で手動運転装置付のレンタカーを貸してくれる企業はいくつかありますが、レンタカーの専門企業ではないので、「代車」として最寄りの空港まで届けてくれるといったものです。

その場合、レンタカー会社~空港までの回送料金がかかります。(片道5000円~1万円×往復)※レンタカー費用は別途かかります。またレンタカーを借りている時間は最終便まで借りるといったことはできません。

ある程度、18時頃までには返さなければならないですし、返却する際に空港で待ち合わせなどをしなければならないのはちょっと面倒ですね。それでも、世の中に手動運転装置付のレンタカーがほとんどない状態の中では、代車とはいえ貸していただけるのは本当にありがたいことです。

航空券を取得してもレンタカーが手配できなければ旅行中止も

今まで沖縄・北海道・熊本・神戸などの旅行が出来たのも貸していただける企業があったからこそだと思っております。私は平日の旅行なので意外とスムーズにお借りすることができますが、休日・祝日・GWの旅行ならば借りることができないのかもしれません。

そういった意味では今までラッキーだったのかもしれません。もしお借りすることが出来なければ、その旅行は中止せざるを得なくなります。私は中止を考えるのであれば、自分で持ち運べる手動運転装置を購入した方がいいと判断して対応しています。

もちろん望むことは、世の中の大手レンタカー会社が各空港に手動運転装置付のレンタカーを配備していただくことです。大掛かりなものではなく、取り外し可能な手動運転装置を営業所に、まずは1基を配備していただくことから始めてはいかがなものでしょうか?そこから未来が変わっていくと思っております。

車椅子利用者がレストランを利用する際に感じる接客応対のポイント

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車椅子ライフデザイナーのまおうです。私は以前、総合スーパーにおいて店舗の従業員教育やクレームの責任者として仕事をしていました。その点を踏まえて、車椅子利用者がいらっしゃった場合の接客応対について、レストランの場合を考えてみました。

お店に入った時の印象によっては二度と行かなくなる

まずはレストランの入口を入った時の接客応対です。きちんとお客さまをお迎えする体制がとれているお店が大半ですが、たまにあるのは「好きなところに座ってください」と言われて全く接客応対をしないお店があります。

車椅子利用者は、椅子を動かさなければ席につけないので、「好きなところへ座ってください」という言い方は、かなり失礼な言い方になってしまうと思います。残念ながらこういったお店には、2度と行かないでしょう。

車椅子利用者を無視する従業員は最悪なケース

次にお客さまをお迎えする際のポイントです。私一人の場合ではなく、健常者の人と一緒に行った場合です。私がお店の従業員に質問をした場合に、私ではなく健常者の人に回答するケースがあります。

よくあるのが、お店の従業員の方が「何名様ですか?」と質問したら、私が「2名です」と答えます。その際、従業員が私の方を見ないで健常者の方に「2名ですね。こちらへご案内します」と言うケースです。

これは最悪です。明らかに無視されている気になってしまいます。しかも車椅子利用者に目も合わせない場合があります。

さらに席へご案内する場合です。椅子を動かしてくださる場合がほとんどですが、「あちらへどうぞ」と言われてしまうケースもあります。結局、椅子は自分で動かします。これもマイナスポイントです。

その他気になるポイントは、車椅子利用者の大半は、自分が乗っている車椅子のまま食事をすると思いますが、一部の高齢の方などはお店の椅子に乗り移りたい場合もあります。「車椅子利用者=席を動かす」と決めつけないで、お客さまの思いを確認する方がいいと思います。

車椅子の方がいらした場合は、マニュアル通りにはいかないケースもある

次の部分は、とても丁寧だと思うポイントです。食事の注文の際、お水がセルフサービスのケースです。店のマニュアルでは、お客さまが自分でお水をとりにいくという形になっているので、大半の従業員は、お客さまが車椅子利用者であっても、「お水はあそこにあります」とマニュアル通りに対応します。

でも従業員の方が「お水をもってきましょうか」と言っていただけると、すごく丁寧な接客応対をしていると思われるでしょう。そこにはマニュアルだけでは対応できないことがたくさんあるものです。

ポイントは自分がお客さまの立場になることで分かってくる

大事なのは。せっかくお越しいただいたお客さまに喜んでいただきたいと思えば、自分がお客さまの立場を考えて、「こうしてもらえば嬉しいだろう」、「こうされたらとても嫌だろう」と想像すれば、おのずとやるべき行動が見えてくると思っております。

先日は、世の中からいろいろと叩かれた居酒屋「和民」ですが、数年前に利用した際、席についてからの注文方法は、他のお店にはない感じの良い応対方法で感動しました。車椅子利用者と同じ高さの目線に合わせて、注文を受けるところです。上から目線ではなく、同じ高さというのが優しさや温かさを感じます。

接客は大事なポイントです。ちょっと嫌な思いをしたら2度と来なくなってしまうケースもあります。逆にきちんとした接客応対ができれば、他のお店との差別化を図れるサービスとなり、また行ってみたいと思うようになるものです。

映画館における車椅子利用のバリアフリー課題について

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車椅子ライフデザイナーのまおうです。今回のテーマは映画館における課題です。

20年前は映画館のような娯楽施設は行ける場所ではなかった

20年以上前、私は健常者でした。映画を観たいと思えば気軽に映画館に行くような生活をしていました。学生時代は封切の前に映画を観たいこととお金をなるべく節約するために、アルバイト求人誌の後ろについている試写会の応募ハガキを出しては当選して、映画の試写会に何度も行ったことを覚えております。

この頃の映画館は、流行っていたとはいえ映画館の数は今に比べると、かなり少なかったと思います。その後、自分が車椅子生活になった際、行くことのできる映画館はまだまだ少なかった状態でした。なぜなら館内は階段になっているため、とにかくバリアの多いのが映画館でした。

映画館の数はめまぐるしいほど多くなった

では現状の映画館はどうなったかというと、この20年の間に映画館の数はものすごく増えました。増えすぎて経営が厳しいという声が上がっている位ですが、今までは全く閉ざされた世界だったので、車椅子利用者にとっては嬉しいものです。

しかし実際に観ることができても、残念ながらそれだけなんです。車椅子利用者でも行ける場所を作っただけで、観る人のことを考えた作りには残念ながらなっていないのが現状なんです。

なぜか映画館での車椅子鑑賞スペースは最前列

車椅子利用者が利用できるスペースは、ほとんどが最前列なんです。最前列でない場合は、封切時の大きいシアターの場合や一部の映画館では中間のところに設置されている場合もあります。コンサートなら最前列ならとても嬉しいんですけどね。

映画館は、皆さんご存知なように後ろの方から埋まっていくような状態の中で、最前列に車椅子利用者だけが座っているのは、ものすごくおかしな現象です。ものすごく空いている席の中で、ほとんどの方が後ろにいながら、中間はだれも座っていない状態でなぜか数名だけが最前列にいるんです。

最前列で映画を観るのは、映像が真上にあるので目が疲れるだけでなく、首が本当に疲れるんです。せっかく楽しみにしていた映画も2時間鑑賞した後に、疲れ切ってしまうのもしばしばです。

今後は「できる」だけでなく「楽しめる」といった工夫もあればありがたい

もちろん混雑していて最前列しかチケットが取れないのは、やむを得ないと思いますが、そうでなければ、やはり考えなければならない課題だと思っております。

これは映画館だけの課題ではありません。球場・競馬場などのエンターテイメント施設すべてに共通する課題です。観る人の立場に合わせて楽しめる施設にしていくことが本来のバリアフリーの取り組みではないかと思っております。

車椅子で利用できるトイレのリフォームはいくらなら妥当か?

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車椅子ライフデザイナーのまおうです。今回のコラムは、私自身が身障者用トイレはどのようなものが妥当なのか?を考えたコラムです。

意外と従業員用の身障者用トイレがない現実

以前にもトイレの件についてはコラムに書きましたが、私が障害者となって赴任した店舗には、身障者専用の従業員トイレがあったのです。これは本当に珍しいことです。健常者の皆さんにとっては、そんなの当たり前だと思っていることと思いますが、意外と私が勤めていた大手総合スーパーでも設置されていないんです。

ではどうしているかと言いますと、売場にあるお客さま用トイレを利用するのです。人によっては、「身障者専用の従業員トイレなんかいらないんだよ!」っておっしゃる方も多くおります。なぜならば、そこには多額のお金がかかるからです。

さきほど私が赴任したお店には珍しく存在したと言いましたが、残念ながら、設計上の問題があり使用できるトイレではなかったのです。でも当時の課長が困っている私の話を聞いて、100万円をかけて改修工事をしてくださいました。そのやり方は、便座は取り替えずに水回りだけを交換しました。

車椅子ユーザーの働きやすい職場づくりにトイレは欠かせない

そのトイレは、私ともう一人の車椅子ユーザーだけが使用するトイレでしたので、トイレは必要最低限の大きさで使いやすくなればいいと判断したものでした。つまり、ショッピングモールにあるような巨大な多目的トイレにする必要は全くありませんでした。

その後、私は別の店舗に赴任しました。その店舗には身障者専用の従業員トイレはありませんでした。やむを得ないと思いながら、お客さま用トイレを利用していたのですが、混雑している土日などは多目的トイレも利用されていて空いていません。時にはショッピングモールの一番端っこ(片道300M)を往復しなければならない状態でした。

身障者用トイレに改修するだけに500万円が必要?

こうなるとトイレに行くだけで往復15~20分がかかってしまいます。効率的な仕事の進め方をしたい私にとっては、かなりの痛手です。仕事に影響の出るような状態では困ると思い、社内の許可を得て、ショッピングモールの施工業者を呼び、いくらなら従業員トイレを作れるのか見積もってもらいました。

金額は500万円。驚きでした。私はなぜ500万円がかかるのか?業者に追求しました。そうしたら設計した図面を出してきて、ここがこれだけかかると説明しだしました。でも納得がいきませんでした。利用するのは2人の車椅子利用者だけであり、そんな豪華な設備はいらない!と伝えましたが、聞いてはもらえませんでした。

工事費用が高すぎると工事そのものが中止になってしまう

なぜならそれが業者にとっての身障者用トイレ(多目的トイレ)の在り方だったからです。ショッピングモールのトイレの仕様こそが身障者用トイレだという言い分でした。結局、高額すぎて改修工事は見送りになりました。

私が思うのには、世の中の状況は「高価だから身障者用トイレの施工が進まない!」と思いました。確かに中途半端な大きさだったりすれば、使い勝手が悪くなる人もいるかもしれません。ならば水回りの部分は、デッドゾーンの三角コーナーを使うとか、用途に応じたトイレがあってもいいのではないでしょうか?

確かに快適な広々としたようなトイレも大事ですが、圧倒的に少ない身障者用トイレを増やしていくには、コストの面も考えたトイレの在り方も必要だと思っております。ショッピングモールにある巨大なトイレばかりでは進まないと思っております。

身障者用トイレを増やすには工事費用の面も見直す必要がある

むしろ、ショッピングモールで最近工夫されてきている一般用トイレに併設した幅広トイレなどは、新しいトイレの在り方だと思っております。なぜなら多目的トイレの稼働が多いと待つ時間が増えてきます。その際、幅広トイレがあるだけで対応できるようになります。

今後は、一般の飲食店などにも一般の人も車椅子ユーザーも利用できる幅広トイレができてくれば、もっと身近に利用でき、それと同時に車椅子ユーザーやこれから増えていく高齢者の利用は高まるはずでしょう。そして、他のお店にはない差別化が図れるようになります。

ポイントは、一般の飲食店でも工事費用が出せるくらいの工夫、例えば既存の便器をそのまま利用したりするなどをして、負担がかからない程度にしていくことでバリアフリー化になり、遅れている飲食店業界においても車椅子ユーザーが気軽に利用できるようになると考えます。

車椅子ユーザーは電車乗り換えアプリ通りにはいかない理由

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車椅子ライフデザイナーのまおうです。ほとんどの移動手段はマイカーを使っていますが、電車に乗るときについてご紹介します。

車を使うか電車を使うかは距離の長さによることが多い

私の場合は、関東圏なら間違いなく車を使いますが、どうしても車で行くには遠いと思われる場合には、やむを得ず電車を利用することもあります。実際に長時間、車を運転するのはとても辛いので、電車の方が楽な場合もあります。

但し、最近では当たり前になっているスマホの乗換案内アプリも、車椅子ユーザーにとってはあまり役に立ちません。なぜなら、乗りたい電車には大概乗れません。そのため、アプリで表示されるルートと時間は役に立ちません。あくまでも目安にしか使えません。

駅の改札に行き、駅員さんが丁寧に応対してくださいます。質問される内容は、①どこの駅まで行くのか? ②乗換が必要かどうか? ③乗り降りする際にお手伝いが必要かどうか?です。その回答をもとに、駅員さんが行先の駅へ電話連絡をとります。

車椅子利用者の乗車には出発駅と到着駅のやり取りが必要

ここからは駅員さん同士のやりとりになるので、どんな話をしているか分かりませんが、多分、①何時何分発の電車で何時何分到着になること ②何号車の何番目のドアに乗っていること をきちんと伝えていると思います。

先方の駅との打ち合わせがあるので、乗りたいの電車の次の電車になることがほとんどです。もちろん、電車間隔にもよりますが・・・。連絡が終わったら、駅員さんがホームまで同伴してくださいます。

最近は、駅の改札からホームまでエレベーターがある駅がほとんどなので、大変便利になっています。時間が多少ある場合は、トイレに行きたいかどうかを伝えておくといいでしょう。

大概は車椅子マークのついた車両に乗車するのがほとんど

先ほど何号車の何番目のドアと書きましたが、大概の車両は車椅子利用者の乗る場所はほとんど決まっています。駅のホームに車椅子マークが掲載されています。しかし、車椅子利用者が多い場合は、その該当車両でないケースもたまにあります。

ホームでは車両との隙間があるので、取り外し可能なスロープを用意してくださいます。そのスロープを通って乗り込めば、あとは電車に乗っているだけです。お手伝いが必要ないと申し出た方については、スロープを用意しないと思います。

私もスロープなしで乗ることは可能だと思いますが、あの隙間がめちゃくちゃ怖いんです。ホームと車両の隙間に落ちた人がいると過去に聞いたことがあるので、あえて無理をしないでスロープの設置をお願いすることにしています。

混んでいる車内では車椅子マークのあるスペースに行けないことも

電車の中では、車椅子マークのあるスペースがある場合とそうでない場合がありますが、混んでいたりしたら車椅子マークのあるスペースまでたどりつけないこともあります。

そういった場合は、手すりのそばに行き、手すりだけは握っているようにしています。意外と電車内は揺れるため、ちょっとしたときにバランスを崩す可能性もあるので注意が必要です。

到着駅とのやり取りをしているので途中下車は原則できない

すでに行先を告げているため、途中下車はできません。到着した駅で駅員さんが取り外し可能なスロープをもって待っていてくれます。そして電車を降りて改札口へ向かいます。乗換がある場合は、また次の目的地の駅へ電話連絡する形になると思います。

そのため、乗換案内アプリに表示されている時間通りにはいきません。むしろ少し余裕のもった時間が必要になります。以前、東北新幹線のある駅の駅員さんとお話したことがあるのですが、東北新幹線から東海道新幹線に乗り換える場合は、東京駅で40分は見ておいた方がいいという情報を聞きました。

ある程度時間の余裕をもって移動したほうがいい

東京駅では万全の体制をとるために、移動時間・先方の駅への連絡する時間などを踏まえて40分としているとの事でした。その駅員さんは、そう答えながらも「駅員さんが普通に対応すれば20分だって十分間に合うのに…」と本音を漏らしていました。「せっかく急ぐために新幹線を利用されているのに、時間を余計にとらせてしまうの事は大変申し訳ないです」とおっしゃっていました。

私は年に数回しか電車は利用しませんが、私より詳しい車椅子ユーザーの方がいらっしゃると思います。もし私の場合はこういったことがありますという情報があればぜひとも教えてください。

職場環境の中で意外と気がつかない障害者の本音

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車椅子ライフデザイナーのまおうです。今回は私が交通事故に遭ってから、リハビリを経て、職場(総合スーパー)に復帰したときの出来事です。ちなみに復帰した店舗は、以前勤めていた店舗ではないので新人同様の立場でした。

社会復帰した店舗の身障者用トイレは使えないトイレ

20年前に車椅子ユーザーとなって赴任した店舗において、珍しく設置されていた従業員用の身障者用トイレですが、残念なことに全く使えないトイレでした。

固定されていた手すりがものすごく長くて、便座までの距離がものすごく遠く、乗り移りができないものでした。実際に私以外にも車椅子勤務の方もいましたが、ものを申せる環境ではなかったのかもしれません。

私は従業員用のトイレがあったにもかかわらず、便座には乗り移れないので、空のペットボトルを利用していました。私も赴任したばかりで、上司に対してものを申せる環境ではありませんでした。

上司からのコミュニケーションで状況が変わった

それから数週間が経ち、かなり上の上司である総務課長から「困っていることはないか?何でも言っていいから・・・」と言ってくれたんです。私は素直に従業員の身障者用トイレが全く使えないことを伝えました。

課長は「そういうことはすぐ言ってくれよ。遠慮しないほしい。」と言っていただき、100万円もかかるトイレ改装を私のためにすぐやってくれました。

私もそれから15年が経ち、そのお店でその方と同じ総務課長の役職に立ちました。私は経費の責任者でもあったので、いくら大手であっても100万円という費用をポンと出して対応することは、ものすごく大変なことだと分かりました。

その上司は、トイレの改修工事後も「困っていることがあれば何でも言ってほしい」と言ってくださいました。また私が車椅子で移動するたびに「すみません」と言って通路を空けてもらう姿に対して、「すみませんと言わなくていい。あなたがここを通るのは当たり前なのだから」と言ってくれたことに今でも感謝しています。

障害者の立場にたって考えることが職場の環境を変える

障害者を雇うということは、何に困っているかを本人からきちんと聞く必要があります。実際に何も聞かないでいると、障害者本人がとても使いづらいと思っているケースがあっても我慢していることが多くあります。そのためには、相手の立場にたった職場環境の構築が必要となります。

なぜなら、障害者が勤務するということは、トイレだけでなく、駐車場・通路・机の高さ・エレベーター・引き出しなどのハード面やその方が持っている病気や体調などを理解してほしいのです。

働きやすさを解消しないと、効率の悪い仕事場になったり、ストレスの感じる仕事場になる場合も出てきます。逆を言えば、一つ一つの問題を解消すれば、一般の健常者にとっても働きやすい職場となり、効率のアップが可能になります。チームも盛り上がることで、従業員満足につながります。

働きやすい職場であることが活躍できる一歩につながる

私自身は昇格した後に、とにかく効率のいい職場環境を自分自身で作りました。引き出し一つとってもすぐとれる場所に変えました。なるべく移動しないでできるようにすることで大幅に時間のムダを削減しました。

残念なことにまだまだ多くの職場は、働いている障害者と対話をしていないケースが多いと言われております。気軽に障害者の方の声を聴いてあげることで本音を知り、職場環境におけるコミュニケーションをとることで、障害者の方にも活躍できるステージが創れると思っています。そして所属しているチームもきっと盛り上がっていくと思っております。

車椅子でも大丈夫 東北新幹線レポート(小山駅⇔福島駅を日帰り往復しました)

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(旧ブログ 2016年7月 投稿内容)

2016年6月24日に開催された「バリアフリーツアーフォーラム(福島)」に参加するために、交通手段をどうするか悩みました。

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私が住んでいるのは茨城県守谷市(茨城県南部)。

カーナビで福島まで検索すると、スムーズで3時間半。

常磐道谷和原ICから高速道路を利用しての時間。

しかも3時間半ということは途中で休憩が必要かも・・・。

そうなると4時間近くになるはず。

朝10時開始だとすると朝6時には自宅を出発しなければならない。

これはちょっとヘビーな1日になりそう・・・。

もともと車に乗ることは嫌いではないが、さすがに4時間×往復を日帰りするのは体力的に厳しい。

ではどうするか?

東北新幹線を利用したらどうだろうかと考えました。

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東京駅から東北新幹線に乗車した場合は、約2時間で福島駅へ到着予定。

でも車椅子利用者が新幹線へ乗車する場合は、一般の人のようにギリギリの乗車は許可にならない。

最低でも20~30分前には東京駅の改札を通る必要があるはず。

車で自宅から東京駅まで行く時間【首都高の渋滞も含む)を考慮したら、こちらも朝6時もしくはそれ以上の早い時間に自宅を出発しなければならない。

あまり望ましくない・・・。

そこで考えた案が

①前日までに小山駅に行く。

②前日はホテルに宿泊する。

③翌朝、東北新幹線に乗車する。

この案を実行することにしました。

茨城南部から小山駅までは約1時間半。

高速道路を利用しないので渋滞しないし、小山で1泊すれば当日の朝はゆっくり出発できるはず。

体力的にも辛くない。

実際に小山駅~福島駅間は1時間20分位。

ここで調査したのが、

①小山駅前にバリアフリーのホテルがあるのか?

②小山駅前に身障者用駐車スペースのある駐車場があるのか?

この2つをクリアできれば問題なし。

まず①については東横イン小山駅東口1がありました。

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バリアフリーが整っているハートフルルームB(2人部屋)があり予約OKでした。

駐車場は新幹線の駅でしたので、駅前は大きな駐車場がありました。残念ながら身障者駐車スペースはありませんでしたが、車椅子から乗り移れるだけのスペースはありました。

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こちらは事前にGoogle Earthで確認しておりました。

屋外の駐車場の様子はGoogle Earthを利用すればある程度は分かります。

目的地に直接行く時間がなければGoogle Earthで調べるのはおすすめです。

東横イン小山駅東口1はJR小山駅のすぐそば。

ただチェックアウトしたあとはホテルに車を止めておくことができないので、駅前の駐車場へ車を移動。

駅前(東口)駐車場は駅のロータリーの前にあるので、多少の雨でも大丈夫です。

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帰りは雨が降ってきましたが、あまり濡れることはなかったです。

駅にはエレベーターがあり、連絡通路もあります。

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段差等は一切ありません。

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新幹線の出発が8時27分発でしたので、約30分前の7時50分頃にみどりの窓口でチケットを購入。

指定席が埋まっていたので、自由席かグリーン席か?

人生初のグリーン席にしてみました。

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そのまま駅改札に向かいましたが、東京・上野のようなマンモス駅ではないので対応は早かったですね。

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むしろ20分前に改札を通っていましたので、かなり余裕でしたね。

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でもこれぐらいの余裕が必要かもしれません。

余裕のついでにホームの窓を眺めていると、西口に身障者駐車スペースがありました。

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これは駅利用者が使える駐車場なのか?

もし利用可能でしたら、東口より西口が最適ですね。

小山駅構内にも多目的トイレ(身障者用トイレ)は設置されておりました。

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残念ながらあまりきれいなトイレではありませんでした。

昔から駅のトイレと高速道路のSAやPAのトイレ・公園にある公衆トイレはあまりきれいでないことが多かったですね。

もちろん、清掃はされていると思いますが、清掃頻度や利用者の使い方の問題などがあるんでしょうね。

新幹線が到着するまでホームで待っておりました。

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小山駅は1時間に1本しか止まらない各駅停車の駅です。

そのため何本も新幹線が通過しますが、他の電車と違ってホームにいるだけで吹き飛ばされそうなくらいの恐怖を感じますね。

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さすがに250キロくらいの速度ですから恐ろしいです。

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それでは新幹線が到着してグリーン車に乗り込みました。

乗り込む時は、駅員さんがフォローしてくださいます。

小山駅からいざ「やまびこ」に乗り込みました。

今回は生まれて初めてのグリーン車へ。

まずはチケットの金額の違いからご説明します。

チケットは乗車券と新幹線特急券・グリーン券の2枚です。

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乗車券が1,670円

新幹線特急券・グリーン券が4,650円

(内訳は特急券2,590円・グリーン券2060円)

合計は6,320円

ちなみに帰りは普通車に乗ってみました。

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乗車券・新幹線自由席特急券が合わさった1枚です。

合計は4,260円

さすがにグリーン券2,060円分の差があります。

その差は一体どうなのか?

次のブログでご説明します。

まずグリーン車からレポートします。

さすがにグリーン車だけあって高級感を感じさせてくれる車内です。

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高級感というより落ち着いた雰囲気。

自由席は、うるさいような雰囲気がありますよね。

その点、グリーン車はたった1~2時間でも自分の時間を作りたいと思えば、リラックスできるいい空間です。

ただ車椅子利用者の私にとっては、残念なことがありました。

車両のシートは左右2列ずつになっている中で、車椅子利用者のスペースだけは左右1列になっており、席の代わりに車椅子のスペースがあります。

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グリーン券を購入したいから車椅子のスペースから座席に移りたいと思うのですが、ひじ掛けが固定されていて乗り移れないんです。

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ちなみにJRのホームページにはひじ掛けが動くタイプが紹介されていますが、このやまびこでは出来ませんでした。

歩行が多少できる方なら乗り移ることは可能ですが、立位ができない私はちょっと厳しかったです。

せっかくならばグリーン券を購入した差額分をシートに乗り移ってリラックスしたかったですね。

つまり、高級感を感じさせてくれる場所に居ただけというのがグリーン車へ乗車した感想です。

グリーン車から多目的トイレ(身障者用トイレ)に行くのは近いです。

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近いのは本当に助かります。

トイレはパッと見た感じですが、すごい機能だらけです。

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一見ハイテクトイレのような感じです。

狭い空間の中で、いろいろな機能を備えているのはさすが新幹線だと思えました。

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まず入室したら必ずボタンを押してください。

トイレの開閉ボタンを押しただけだとロックはかからないみたいです。

ベビーベッド・流し台(三角コーナーと便座のすぐ脇)・赤ちゃんシート・くずもの入れ

確かオストメイトもあったと思います。

ビックリしたのが、便座シートです。

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レバーを引くとシートが出てくるんです。

工夫を重ねていました。

ただ走行中はかなり揺れますね。

そのため十分注意が必要です。

東北新幹線にも多目的室がありました。

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行き・帰りのやまびこには設置されておりました。

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私は以前、東海道新幹線で利用したことがあります。

その際は、東京駅の駅長室で事前に多目的室を予約して、その後みどりの窓口でチケットを購入するといった形でした。

かなり面倒だったのを覚えております。

多目的室は事前予約が必要だと思います。

今回は多目的室は利用しませんでしたが、前もって新幹線に乗車することが分かっていたら多目的室の方がリラックスできますね。

ただ多目的室のデメリットは、お土産や弁当の販売が一切来ない事ですね。

多目的室は閉まっているし、もしかしたら体調が悪い人が休んでいることを想定すればわざわざ自動ドアを開けないと思います。

今回は当日に小山→福島→小山にUターンする形で、帰りの新幹線に乗ったレポートをお伝えします。

帰りはグリーン車に乗るのはもったいない。

むしろ自由席に乗ってみるのはどうかと思い、チケットを購入しました。

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やはり明らかに安いですね。

福島駅ホームに駅員さんとスタンバイ。

どの車両に乗るかというと指定席ではないので、特に決まったところはないみたい。

乗車中の車椅子用スペースがないので、乗車後はデッキに居てくださいとの事。

私はそれならばグリーン車を購入したいと申し出ましたが、発車まであと5分を切っていたのでもう無理だと言われ、狭いドアから乗車しました。

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通常なら乗車用のプレートがあるんですが、今回は同じ時刻の新幹線で乗車プレートを使用している方がいたようなので、今回はプレートなしで乗車することになりました。

駅員さんがうまく乗せてくれました。

福島駅で「やまびこ」と「つばさ」が連結していました。

そして乗り込んだ新幹線は「つばさ」

狭かったですよ。

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車椅子の幅よりちょっと広いくらい。

デッキで乗っている時が本当にきつかった。

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でも結構新幹線に乗っていることが結構楽しかったのでこんな顔をしています。

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自撮りです。

寄りかかる場所がないんです。

しかもここには多目的トイレがない。

今回は1時間未満の乗車(宇都宮駅で乗換のため)だったため、トイレに行くことはなかったがもしトイレに行きたくなったら大変でした。

福島駅のみどりの窓口も駅員さんも全くその点は知らなかったようで、出来ればトイレがなくてもOKかとか聞いてほしいですね。

行きのように小山→福島まで1本で行ければよかったのですが、帰りは福島→宇都宮→小山という乗換になりました。

小山に行く新幹線は1時間に1本あるかどうかなので、なかなか乗換なしで行くのは難しいです。

福島→郡山→小山という乗換もありましたが、郡山下車から郡山出発まで6分だったことで厳しいとのことでした。

同じホームなので行けそうな感じがするんですが・・・。

そのため宇都宮まで「つばさ」に乗車することになりました。

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ただ今回わかったことは、自由席には車椅子用スペースはないということ。

一般の人であれば、自由席に席があれば座れるが、車椅子利用者はデッキに乗ることしかない。

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乗り移りが出来る人でも左右2列シートなので厳しいかもしれません。

席に乗り移って車椅子を置いておく場所がありません。

そうなるとデッキに乗車するのが「自由席」という感じなのでしょう。

つまり、車椅子用スペースを確保するには「指定席」「グリーン車」のチケットを買う必要があるんです。

おかしい感じがしますが、駅のみどりの窓口などで説明が欲しかったです。

ホームページで確認してもよく分からないだけになんとか改善をお願いしたいですね。

宇都宮駅で「つばさ」を下車。

約20分待って新幹線の各駅停車「やまびこ」へ乗車することに。

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宇都宮駅の駅員さんが「狭かったでしょう。もしよろしければ広いドアの方に移りますか?」と声をかけてくださったんです。

ありがたかったです。

宇都宮駅の駅員さんとはちょっと会話をしたところ、

「東京駅の乗換は20分あってもOKしてくれないんですよ」と仰っていました。

いくら東北新幹線→東海道新幹線に乗り換えするとしても、20分あればできるような気がします。

車椅子利用者は急ぎたくてもダメなのが辛いですね。

そしていざ乗車へ。

今回は乗車プレートがありました。

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「やまびこ」の自由席でしたが、混雑はしていたものの、広い入口でした。

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ちょうど多目的トイレと多目的室の間のデッキで過ごしました。

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ここならトイレに行きたくなっても大丈夫です。

今回久しぶりに新幹線に乗車した感想は、JRのみどりの窓口では車椅子利用者に対してどの車両(自由席・指定席・グリーン席)が乗りやすいか全く知らないことが分かりました。

みどりの窓口はチケットの情報しか持っていない。

ただ車椅子利用者の私が気になったのは、自由席だとデッキにいることになるし、指定席・グリーン席だと車椅子用スペースがあるということ。

ただスペースがあるだけで有料になってしまう点。

できれば席のひじ掛けが動けば、席に乗り移りすることができるのですが、残念ながらひじ掛けが動かなかった。JRのホームページではひじ掛けが動く画像なんです。

そして自由席でも多目的トイレのある車両ならともかく、多目的トイレのない車両に乗ることになった場合は、トイレには行けない点。

これがかなり厳しい。

あとはグランクラスには車椅子利用者のスペースはない点。

そこも残念ですね。

それでも新幹線はものすごく速い乗り物だけあって、車で目的地に向かう体力を考えれば便利だと思います。

また新幹線や電車に乗ることがあればレポートをします。

★JR東日本ホームページ(お身体の不自由なお客さまへ)

http://www.jreast.co.jp/equipment/equipment_1/

車椅子利用者にとっては跳ね上げ式の駐車場はとめられない。

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車椅子ライフデザイナーのまおうです。私はマイカーで都内に行くことがほとんどですが、都内において身障者用駐車スペースを見つけるのは、結構大変なんです。

都内の駐車場は増えているものの跳ね上げ式はとめられない

都内は本当に建物が密集しているので、駐車場そのものがなかなか見つかりません。それでも10年・20年前に比べると、タイムズや三井のリパークなどが多くなってきて、都内のあちこちに駐車場は増えて続けています。

しかし、都内の駐車場は数台しかとめることができないスペースが多く、数台しかとめられないところには、大概各スペースに料金を踏み倒されないようにする跳ね上げ式の機械が設置されています。

この機械があると、車椅子ユーザーにとってはお手上げなんです。なぜならば、運転席の下あたりに機械が設置されており、その機械が飛び出ているために車椅子を置くことができません。つまり、車から車椅子への乗り移りができないんです。

状況によっては、跳ね上げ式の機械が助手席側になる場合もあります。その際は、運転席側に乗り降りのスペースが作れれば、何とかなる場合もあります。

ゲート式の駐車場にはとめられる可能性がある

10台以上の駐車スペースのある駐車場では、入庫と出庫はゲート式になっておりますので、各スペースには機械が設置されておりません。この場合であれば車椅子ユーザーの利用の第1段階はクリアとなります。

でもまだこの状況では、とめることができるとは限りません。もちろん、身障者用駐車スペースがあればラッキーですが、身障者用駐車スペースを設置している駐車場は、かなり少ないのが現実です。

大型商業施設のような駐車場には、ほとんど身障者用駐車スペースが1~2台設置されていますが、一般の平面駐車場で見かけるのは、都内でもかなり少ないでしょう。ほとんどないに等しいのかもしれません。

身障者用がなくても乗り降りできるスペースがあれば大丈夫

でも身障者用駐車スペースがなくても、乗り降りは可能です。車から車椅子への乗り降りするだけのスペースがあれば、OKなんです。つまり、一般の駐車スペースの隣に空きがあればとめることができます。

但し、注意は必要です。混雑しているような駐車場だと、白線が引かれていないところへ勝手にとめる人もいます。そうしたら、もし施設を利用して戻ってきても、車へ乗り込むことができません。

もしそういったトラブルが発生した場合は、ご協力できる人がいらっしゃったら自分の車に乗ってもらい、少し動かしてもらうようにお願いするしかありません。車椅子から車への乗り移りのできるスペースまで動かしていただければ、あとは乗り込めばいいのです。

ピンチな時は2台分のスペースを使える社会になってほしい

やはりこういった時も「心のバリアフリー」があれば、なんとかなるものだと思っております。できれば、車椅子利用者にとっては、どうしてもとめるスペースが見つからない際、一般用の2台分の真ん中に停めさせていただければ、乗り降りするスペースが確保できると思います。ぜひともそうなってくれるとかなり助かると思います。