障害者のバリアフリーを考える上で災害時の対応が重要なポイント

2017.07.30 (日)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。多くの人が行き交うショッピングモールなどにおいて、常に意識しておかなければならないのが災害への取り組みです。特に災害時に弱者となりやすい障害者への対応も十分考えなければならないポイントです。

年2回の防災訓練をマンネリ化にならないことがポイント

サラリーマン時代において、人事総務課長をやっていたこともあり、消防署へ年2回の防災訓練(地震訓練・防火訓練)の計画の策定・訓練の実施を届けていました。また自分が店舗の防火管理者として、自衛消防隊組織図を作成して対応していました。

 

年2回の防災訓練は、毎年実施しなければなりませんが、何度も実施してくるとマンネリ化となります。避難する従業員は、もちろん真剣にやってくださる方がいる一方で、災害が発生していないことから、何気なくのんびり避難する方も出てきます。

 

その問題を解決するには、もちろん従業員へ注意喚起をしていくことも重要ですが、それだけでは難しいと思います。人は実際にその状況に遭わない限り、意識は変えられないものです。そうなると計画の策定から見直す必要があります。

 

いざ災害が発生すれば想定外の事が起きてくる

実際に災害が発生した場合は、防火扉が一気に閉まり、スムーズに避難することができません。いつも利用していた通路が行き止まりになったりします。また店内は真っ暗になり迷路状態になる場合もあります。

 

いつもとは違う避難ルートを通ってもらうとか、実際に訓練に参加する人の役割を決めるとか、計画時に数多くのシナリオを作ることです。それでもシナリオを多く作っても地震・火事が発生した場合は、想定外のことが発生します。その想定外となるものを考えて、防災訓練時に試してみるのがマンネリ化にならないポイントです。

 

今後は、車椅子利用のお客さまの人数も増えてくることが想定されます。実際に地震・火事が発生した場合は、エレベーターが停止します。その際に、どう避難誘導するのかを普段から対応しておく必要があります。また視覚障害のお客さまに対しても同様です。

障害者は災害弱者になることを防ぐために普段から訓練をしていく

車椅子利用のお客さまに対しては、先日ご紹介した「JINRIKI」(車椅子けん引補助装置)をショッピングモールに数台準備しておくと避難時にはとても役立つでしょう。健常者が人力車のような形で車椅子ごと引っ張っていくと、スムーズに店舗の外にある避難場所へ行くことが可能になります。

 

障害のあるお客さまについては、どうしても災害弱者になりがちです。そのためにも普段からいろいろな訓練をしていくことが必要です。もちろん避難誘導する従業員の訓練も重要ですが、障害者自身も避難場所・避難方法などを常に考えておく必要があります。自分が助かるためにはどうしたらいいかも重要なポイントだと思います。

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