雨の日における車椅子対応のバリアフリーのポイントとは?

2019.06.26 (水)

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あなたのお店の『バリア解消』請負人 白倉栄一です。

 

車椅子利用者に関わる人にとって、ぜひとも知っておいたほうがいいポイントです。

 

車椅子利用者にとって、大敵となりやすいのが雨の日です。

 

なぜなら雨が降っていても、車椅子利用者の場合は自分で傘をさすことができないので、一般の人より出かけたくない気持ちになるでしょう。

 

そのため雨合羽での対策をしなければならない点です。

 

しかも雨合羽を着用するのは意外と面倒なことです。

 

でもどうしても行かなければならない用事があれば、雨であっても車椅子利用者が出かけることはあります。

 

その際に勤務先であったり、店舗を運営していたら、雨が降った時だからこそできるサポートがあります。

雨が降っても傘がさせないことをご存知ですか?

車椅子利用者にとって一番気になるのが、車椅子用クッションに雨が濡れてしまわないかです。

 

屋内駐車場を確保できているのであれば、安心して利用することができますが、そうでなければ雨に濡れることを考えると不安がより一層高まります。

 

しかも屋内駐車場ではないケースのほうが、大半ではないでしょうか?

 

シーンをまず想像してみてください。

 

目的地(勤務地・お店などの商業施設)に行くことになりました。

 

目的地に到着して、クルマのドアを開けた瞬間に雨が降っていると、まずクルマの中から車椅子を降ろしたときに、車椅子がびしょ濡れになります。

 

さらに車椅子のセッティングをして、車椅子クッションを置いたらクッションの上に雨がかかるでしょう。

 

そしてクルマから身体を車椅子に移動するまでの間に、クッションが濡れたままになります。

 

乗り移っても濡れたクッションの上に座るしかありません。

 

そのためズボンが濡れたままになってしまいます。

 

さらに目的の場所の入口まで傘がさせないので、雨合羽がなければびしょ濡れのまま向かいます。

 

つまり雨が降るとびしょ濡れになってしまうことが考えられます。

日常生活について知っておくとサポートにつながる

もし誰かが傘をさしてあげるのであれば、乗り移りの際にクッションが濡れることを防げるでしょう。

 

そういったときに、傘をさしてあげるサポートができるかどうかが大きなポイントになります。

 

勤務先の従業員が、車椅子利用者の到着時に傘をさしてあげることができるのであれば、ものすごくうれしい行為になるでしょう。

 

またお店においても、せっかくお越しいただくお客さまに対しても同様です。

 

でもこういったことは意外と誰もが分からないことなんです。

 

雨が降った時にどうするか?を事前に対策を打っておくことではじめて実践することができるものです。

 

そこでサポートできるかどうかです。

 

それによって働きやすい職場環境になったり、こころのバリアフリーの対応ができるお店になったりします。

 

そういった点に目を向けることができるようになれば評判がきっと上がるでしょう。

 

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