いきなり車椅子を押してあげる行為はタブーな理由

2017.12.01 (金)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。そばで見かけて困っていそうだから助けてあげたいと思う気持ちは誰にでもあるでしょう。車椅子ユーザーとなった私でも困っている人をみれば声をかけたりするものです。決して車椅子ユーザーだからといって助けられる側になるとは限らないと思っています。でもそういったときにどうしたらいいのか改めて考えてみたいと思います。

人の気持ちは千差万別なのでダメでも気にしない

「何かお手伝いすることはありませんか?」とか声をかけるのが一般的だと思います。でも人によっては虫の居所が悪い場合もありますので、「結構です」「うるせぇ!」とか逆ギレされることもあると思います。もちろん人の気持ちは千差万別なので、場合によっては有難迷惑だと思われる場合もあるでしょう。

 

だからといって、逆ギレされたからと言って「二度と声をかけない!」と思わないでほしいというのが大事なポイントです。トラウマ的になり、声をかけたらまた同じような場面に出くわすのではないかと思いがちです。それでも助けが必要な人もいますので、困っていることに気づくことは続けていただきたいものです。その際はきっとありがたく思われるでしょう。

 

実際にどうお手伝いしたらいいのか分からないという場面に出くわすのがほとんどだと思います。家族、友人、同僚に車椅子ユーザーの方がいれば分かることもありますが、そうでなければ難しいのが当たり前です。学校教育で学んだわけでもないから仕方がないことです。

セオリーはないので声をかけて具体的な要望を聞く

そこで知っていただきたいのが、「どうしたらいいのか?」。セオリーはないと思いますので、車椅子ユーザーに直接「何かお手伝いできることはありませんか?」と声をかけて具体的な要望を聞くことが大事なポイントだと思います。もちろん、1人でやり通す人もいますから、全ての人がアシストを望んでいるわけではありません。

 

もしアシストを望んでいたならば、その要望を述べてくれるでしょう。そしてその要望に対して対応すればいいと思います。だからこそコミュニケーションが必要となります。逆にタブーなものは、困っていそうだからと思って、急に車椅子を押していく人です。これは当事者にとって間違いなく怖いものです。

 

視覚障害の方が困ってそうだからと思って、急に腕をひっぱっていくような人がいます。助けてあげたいという気持ちが強いからではないでしょうか?でもこの行為は拉致そのものです。自分が目をつぶって立ってみてください。知らない誰かが、いきなり自分の腕をひっぱっていったら、めちゃくちゃ怖いにちがいありません。

困っている時の表情をみると分かることが多い

そういったことを想像すると〇〇してあげようと思う前に、相手の要望を聞くコミュニケーションこそが大事なポイントとなります。そして困っている時は表情をみればある程度分かることも多いはずです。障害の有無に関わらず、困っていることに気づいてお互いに助けられる社会になることを願っております。

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