車椅子のお客さまの来店できる飲食店は限られている

2017.02.18 (土)
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車椅子ライフデザイナーのまおうです。20年間車椅子生活をやってきて、車椅子で来店して確実に安心な施設は、ショッピングモールですね。

安心なのはショッピングモールの飲食店

食事をするためにどこに行くかを考えると、真っ先にショッピングモールを選びます。身障者用駐車スペースがありますし、身障者用トイレ(多目的トイレ)も設置されております。モールのフードコートやレストラン街であればとても安心できるでしょう。

たまには、モール以外の路面店のレストランなどに食べに行きたいものですが、路面店のレストランに身障者用駐車スペースがあるところは以前に比べて少しずつ増えているものの、残念ながら身障者用トイレ(多目的トイレ)のあるところはほとんど見かけないですね。

実際に、路面店で身障者用トイレ(多目的トイレ)を設置している飲食チェーン店は、和食レストランとんでん・コメダ珈琲などでは大半のお店が設置されております。その他にもファミリーレストランのココスあたりも徐々に増え始めております。そのため車椅子ユーザーの私は、上記のチェーン店をよく利用します。

飲食店チェーンでも多目的トイレがほとんどない現実

飲食チェーン店でも、なかなかトイレまでは設置できていない状況です。私の場合は、大体3時間に1度の間隔でトイレに行きます。もしこのようにトイレのない施設を利用する場合は、事前に別の場所でトイレを済ませてから行きますが、長居ができないことがほとんどです。

一般の飲食店となると身障者用トイレ(多目的トイレ)まで設置されているところはほとんどありません。しかも場所によっては、駐車場もないところがほとんどです。これが現在の飲食店の現状です。

しかし、これからの時代は私のような身体障害者だけでなく、高齢化社会に伴い、3000人の高齢者が徐々に車椅子利用となっていく可能性も出てきます。全人口の4分の1が高齢者となる時代になります。

身体が不自由になっても欲求はあるのに我慢していく

高齢者も元気なうちは、美味しいものを食べに外出していたはずで、身体が不自由になったことで、もうあの店には行けないというような「できない」ことが多くなるのです。それがとても寂しすぎると思いませんか?

どんなに歳をとっても、障害者になっても、欲求はあるのに、我慢しなければならない人生を受け容れなければならないんです。車椅子になった私は、それが一般の人より早い段階で受け容れざるを得ませんでした。

お店にとっては今こそお客さま獲得のチャンス!

でもお店の入口が広くなったり、トイレが若干広くなったりするだけで利用できるのも事実です。お店はお客さまに多くきてもらいたいと思っているはずで、このような閉鎖的な現実だからこそ、ちょっとの工夫をすることで、他のお店とは違う差別化が十分図れるはずだと思います。

もしお金をかけにくいとしても、ちょっとの改装や心のバリアフリーで対応すれば、あの店にはもう行けないと思っていた方が、またあの店で食事ができるように変わるでしょう。

そうなったらこんなに嬉しいことはありません。それがお客さま商売のリピーターにつながる理由であり、高齢者・障害者でもまた行きたくなるお店に変わっていくでしょう。

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