従業員からの反発があってもリーダーは熱意をもって突破していく
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あなたのお店の『バリア解消』請負人
バリアフリースタイル代表の白倉栄一です。
お店の従業員とともに、
何か新しいことにチャレンジしたいと思って
長期的に続けていくと
「継続は力なり」ということわざのように
半年後・1年後に従業員の能力が
開花して、成長しているのは
まちがいありません。
ただ人は新しいことをやるのに
「面倒くさい」「意味がない」「時間がない」と
ネガティブな印象をもつので、
従業員からの反発もあるので辛い思いもするでしょう。
そして続けていくことに対して労力もかかると思います。
でも何とかして
プロジェクトを実行し続けていくためには、
続ける熱意と明確なスケジュール化が
肝心なポイントではないでしょうか?
従業員からの反発があるのは当然
ほとんどのケースにおいては、
いざプロジェクトが進行したとしても、
ちょっとしたことで途絶えることってありませんか?
それは残念ながらリーダーの熱意が不足していたり、
まわりに変えたいという想いが伝わらない場合です。
例えば、毎月欠かさず
報告会を実施しますと決めながら、
2~3ヶ月は継続したものの、
4ヶ月目のある日は
繁忙の日だから来月に持ち越しといって、
翌月以降パッタリとやめてしまうことなど。
もちろん「繁忙の日だからしょうがない」と
思うのが当たり前ですが、あえて繁忙であっても
両方こなしていくくらいの意気込みが必要です。
私にとって影響力の強かったのは、
両方こなそうとした上司と
一緒に仕事をしたことでした。
その上司は現在の苦しいお店の経営を
変えなければならないと思い、
あるプロジェクトに乗り出します。
そのプロジェクトの事務局に携わったのは私で、
上司のプロジェクトに懸ける熱意が
半端でなかったのを今でも覚えています。
もちろん従業員からの反発があり、
「そんなのやっている場合ではない。
そうでなくても今が忙しいのは
分かるだろう」というセリフを
まわりから浴びせられました。
でもそれでも何とかして従業員を説得に
当たらなければなりませんでした。
なぜなら苦しいお店であることは、
自分が一番よく分かっていたつもりでしたし、
ここで課題を回避することによって、
また苦しい状況が続いていくのではないかという
危機感が自分にはありました。
大事なことはリーダーの熱意次第
日常の仕事を進めて行くことは大事なことですが、
それだけでは今までと同じことであり、
時間の経過とともに実績が
下降して行くことは当たり前でした。
そのため何かを変えるための行動をし続けなければ、
上向きに改善することはできませんでした。
その時に必要なのは、リーダーの熱意しかないんです。
想いを訴えて多くの方を巻き込んでいくことが必要です。
そしてそのプロジェクトが習慣化となり、
従業員からの反発が徐々に少なくなっていき、
賛成派の数が多数になっていくと、
あとは自然に進んでいくものです。
そうなったらチーム力や個人の能力は格段にアップし、
アイディアが出たり、モチベーションが高まったり、
成長していくことを感じることができると思います。
「変える」「続ける」はどうしても大変なことですが、
変えようと思わなければ行動はできません。
もし今の状況に課題があるのであれば、
何か仕掛けて行動していくしかありません。
私の活動している「バリア解消」においても、
正直「変える」のは、コストもかかるし、
新たなノウハウを覚えることで、
気が乗らない人が多いと思いますが、
バリア解消のアクションを起こして
今後増えつづけていく
車椅子利用のお客さまを喜んでいただけることが、
お店を活性化させることにつながると思っています。
そしてお店の従業員による
真のバリアフリーが展開できるようになるでしょう。
ぜひ今だからこそチャレンジしてみませんか?
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