職場全体のモチベーションアップを図る中で気づきにくいバリアとは?

2019.05.16 (木)

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あなたのお店の『バリア解消』請負人 白倉栄一です。

 

リーダーが職場全体をとらえたときに、

どうしても営業部門などに目が行きがちで、

縁の下の力持ち的なスタッフの存在までは

目が行き届かないことが

あるのではないでしょうか?

 

一見うまくいっているかのように見えても、

スタッフとして働いている方の気持ちが

停滞していることがよくあります。

 

そして職場全体の盛り上がりに

影響が出てきているとしたら

スタッフの存在はどうなのかを

観察してみるといいでしょう。

 

誰もが働きやすい職場環境にするには

スタッフを含めたうえで

職場全体を盛り上げていくことです。

言ってはいけないNGワードがある

スタッフの皆さんに対して

言ってはいけないNGワードが

実はあるんです。

 

でもついついリーダーは

次のようなNGワードを発してしまうんです。

 

「あなたはスタッフなんだから、

営業部門が働きやすくなるように

考えるのがあなたの仕事です」

 

実際にその通りなのですが、

さらに続けて

「スタッフは仕事ができて

当たり前だから…」

と言ってしまう人がいます。

 

こうなると働いている側にとっては、

ワクワク感はなくなってしまうでしょう。

 

これを意味するのは、

仕事をきちんとこなせば平均点であり、

ミスをしたら平均点より

下げてしまう評価をする人がいます。

 

そのため平均点より上に行く方法は

あまり考えられていません。

 

私も店舗スタッフ時代には、

上司から

「スタッフは平均点より上に行く

評価は難しいから、昇格の筆記試験で

人より10点多く稼いでおいたほうがいい」

と言われたことがあります。

 

つまりどんなに頑張っても

評価は上がらないことを

意味していました。

 

頑張っても報われないと思うと

自分は何のために仕事をしているのか

分からなくなったときがありました。

後方スタッフなどの数値目標のない部署への配慮も大事にする

そういったことで

全体のモチベーションを下げないためにも

売上のない部署に対しての対応です。

 

スタッフなどは数値目標のない部署です。

 

そういった部署は、

周りの部署が表彰することに対して

不満を持っている場合があります。

 

褒めてもらえない部署は

つまらないものです。

 

私もスタッフ畑の上司になったときに

部下からこんなことを言われた

経験があります。

 

「私たちは売場のために

表彰の準備などをするのは

私たちの仕事だけど、

私たちは表彰されることが

ないからやりがいがないんです」

 

この言葉を言われたときは

自分自身もものすごく辛くなりました。

 

自分は長年のスタッフの立場から

今まで仕方がないことだと

思って我慢してきたけれど、

部下もそう感じていたんだと

改めて認識させられました。

 

だからこそ

店の管理者になったときは

誰もが褒められる職場に

しなければならないと思いました。

 

それからは

売上とは関係なく、

何かやり遂げた時に

褒めてあげる風土を作りました。

 

さらに私としては、

自分が旅行に行った時に

後方スタッフのメンバーのための

お土産を必ず購入していました。

 

そして自分がいなかった時に

頑張ってくれたことの

感謝を欠かさないようにしました。

 

売上のない部署でも

頑張ってくれていることを

評価してあげたいものです。

 

そういったことによって、

チームのモチベーションが

アップしていくにちがいありません。

 

結論として

従業員を褒める風土を作ることが、

従業員の働きやすい職場となっていき、

離職率も少なくなると思っております。

 

そして目標に対してやる気が

生まれるのではないでしょうか?

 

それが従業員を大切にすることに

つながっていくと思っております。

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