セミナー会場がバリアフリーになれば学びたい人が多くなるポイント
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あなたのお店の『バリア解消』請負人 白倉栄一です。
長年、車椅子利用者として生活をしていますが、
日頃いろいろと感じることは、
業種によってはまだまだバリアフリー化が
進まない分野があるところです。
逆な考え方をしてみれば、
バリアフリー化が進まない業種こそ、
もしかしたら誰かが着手すれば、
一気に人気が出る分野ではないかと思います。
これこそまさにビジネスチャンスにも
なるのではないでしょうか?
ではどんな業種ならチャンスなのかを
考えてみたいと思います。
学びの場はほとんど車椅子利用者が行きにくい
私はセミナー・講演などの講師をしていますが、
セミナー会場を探すのは毎回苦労しています。
実際に車椅子利用者である私にとって、
セミナーの会議室を予約する時間は延べ3時間です。
講義時間が90分ですが、
準備のための時間を
前後45分間とっています。
その際には単に段差の有無だけではなく、
多目的トイレの設置してある
会場を選びます。
公共の施設であれば、
多目的トイレなどの設置はあるものの、
一般的な会議室には
ほとんど設置されていないのが現状です。
しかも公共の施設では、
営利のものはほとんど実施することが
認められていません。
そのため会議室選びが
難しくなっています。
今までの話は講義をする側ですが、
講義を受ける側にとっても
セミナーの会議室が
バリアフリーかどうかは
大きな課題になるでしょう。
最近は車椅子利用者の外出が
ものすごく増えてきているものの
車椅子利用者がセミナーに
参加している様子は
あまりなじみのないような
気がしています。
確かに私も人のセミナーを
受講することが多い中で、
私と同じ立場の車椅子利用者を
ほとんど見かけることがありません。
それはなぜなのかは分かりませんが、
考えられるとすれば、
そもそもセミナーを
受ける事に関心がないのか?
車椅子でも可能という
情報がないからなのか?など
いろいろな課題があるかもしれません。
でも後者であれば、
機会そのものがない理由なので、
諦めていらっしゃるのかもしれません。
車椅子利用者が来ないのではなく「行けない」のでは?
あくまでも私の仮説ですが、
こういった業種がもしかしたら車椅子でも
気軽に行けるとなったら、
多くの方々は「学びの場」を作れることで
人気になる可能性があるでしょう。
特にセミナー業界は
賑わいを増していますから、
今までバリアフリー化に
着手しなかったから
誰もいないだけで、
逆に着手すれば
フィーバーすることも考えられます。
今回はセミナー会場に
ついてお伝えしましたが、
他の業種においても
誰も着手していないから、
車椅子利用者が
現れないだけなのかもしれません。
そのためにはバリアフリー化に
着手すると同時に、
情報の見える化もしなければなりません。
多くの方々に知っていただけるように
なることではじめて、
バリアフリー化がビジネスとして
集客に結び付くと思っております。
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