ホームページ・Youtubeのようにバリアフリーも一瞬が勝負とは?
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あなたのお店の『バリア解消』請負人 白倉栄一です。
車椅子利用者が
街中のお店を探している中で
お店を選ぶ基準は一瞬のことです。
クルマで走行中のとき、
車椅子を漕いでいたときに
「ここはバリア」だと感じた時点で、
入店できないと判断されてしまうでしょう。。
その反対に、
ほんのわずかなバリアを解消すれば、
「このお店行けるんじゃない?」
と感じることもあるでしょう。
その違いは何か?
もし現時点で車椅子利用者などにも
お越しいただきたいと考えているのであれば
ぜひそこを狙ってほしいと思います。
最近は何でも一瞬で判断される時代
ポイントは「一瞬で決まる」ということです。
例えば、インターネットのホームページでは
どうでしょうか?
意外とホームページは
一瞬でつまらないと判断されたら
閲覧するのをやめてしまい
別のサイトへ移ってしまう人がほとんどです。
ちなみに私が東洋経済オンラインに
記事を寄稿した2018年4月1日は、
昼過ぎにYahoo!の表紙のページに
掲載されました。
※東洋経済オンラインに掲載された記事もしよろしければご覧ください。
(Yahoo!の記事はすでに削除済)
クリックすると自分がブログに書いた記事も
リンクされていて、
クリックしたところ、私のサイトが
パンクするような状態になっていました。
人生初の経験でした。
その後、自分のホームページの閲覧状況を
確認したところ、
滞在時間が意外と早くて、
自分の他のリンクへのクリックは
ほとんどなかったことが分かりました。
それだけ一瞬でチェックして、
一瞬で去っていくのがホームページだと
実感しました。
Youtube動画においても、
状況によっては15秒しないうちに、
「つまらない」と判断されて
他の動画へ移動してしまう人も多いでしょう。
まさに一瞬で去っていく現象で
あることには変わりありません。
バリアフリーもパッと分かることが選ばれるポイント
今までの事例と同様に、
バリアフリーについても一瞬です。
なかなか分かりにくいと思いますが、
利用者側からすれば
一瞬でその店が利用できるかどうか
判断をしています。
例えば、街中を車椅子で漕いでいて、
そろそろ昼食に近づいた場合、
どこに入ろうか悩むとします。
その際、たった1段の段差があっただけで、
すぐに頭の中から除外します。
何とかして入ろうとはしないわけです。
誰かと一緒にいても、
どうしてもそのお店に入りたいと
思う気持ちが強くない限り、
その人に手伝ってもらって入ろう
という気にはなかなかならないものです。
だから玄関付近に段差を解消する
プレートがあるだけで変わります。
また入口に
「何かお手伝いが必要であればお気軽にどうぞ」
と貼り紙があるだけで、
門戸開放されていることを
アピールできると思います。
もちろんそれ以外の点でのバリアも
関係してくると思いますが、
まず第一歩は「心のバリアフリー」を
多くの方々にアピールするだけで
大きく印象度が変わっていくでしょう。
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