娯楽業界のバリアフリー化が進むとイメージが変わる可能性

2019.06.07 (金)

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あなたのお店の『バリア解消』請負人 白倉栄一です。

 

超高齢化社会になって

車椅子生活をしている人が増えています。

 

今は車椅子生活になっていても

車椅子生活になる前は、

いろいろな楽しいことを

経験されているでしょう。

 

でも車椅子生活になってしまうと

諦めることが多くなります。

 

諦めていたことが

もし可能になるビジネスが展開できたら

きっと喜ばれるだけではなく

集客にもつながるかもしれません。

 

商業施設を運営している人にとっては

大きなビジネスチャンスに

なるでしょう。

車椅子で行けるだけで世界が変わる

私が15年くらい前に行った

パチンコ店での出来事です。

 

健常者の時はたまに時間つぶしのために

利用したパチンコでしたが、

車椅子利用者になってからは

パチンコ店に行くことがありませんでした。

 

むしろパチンコ店が

バリアフリーになっているようにも

思えませんでした。

 

 

たまたま友人がパチンコ好きで、

「一緒にパチンコ行こうよ」と誘われて

半信半疑で行くことになりました。

 

当時の商業施設のバリアフリーは

ショッピングモールなどにしか

なかった状況の中で、

パチンコ店に多目的トイレや段差が

なかったことは驚きでした。

 

ただ残念なポイントが

1つだけありました。

 

何百台のあるパチンコ台の中から

選べれるのは、

端っこの台の4台だけでした。

 

そこだけが座席を取り外せる状態でした。

 

そして通路は車椅子で

通れる幅はありませんでした。

 

パチンコを「楽しむ」というより

「できる」にとどまっているようにも

思えました。

 

さすがにギャンブルなので、

限られた場所でしか遊べないのは、

大きな課題だと感じました。

 

「この席へどうぞ」と指示されて

全く当たらない回収台であったら、

はめられた感が否めません。

 

パチンコ店にまた行きたいとは

思わなくなってしまいます。

車椅子生活になっても健常者のときと同じように楽しめる

あれから10数年が経ちましたが、

それ以来、全国のパチンコ店が

どのように変わったのかは

分かりません。

 

世の中には

バリアフリー化が進んでいる

お店もあるでしょう。

 

健常者のときに

パチンコ好きだった人には、

パチンコ店がバリアフリー化されたら

もっと多くの方が行くのではないかと

思います。

 

まだまだパチンコ店がバリアフリーだと

世間の皆さんには思われていないだけに、

楽しめるスポットとして実現すれば、

ビジネスチャンスにもなるでしょう。

 

そういったまだ手付かずの業種は

もっと多くあるでしょう。

 

例えばライブハウスなども地下にあり、

エレベーターがないのがほとんどです。

 

でも車椅子でも気軽に行ける

ライブハウスがあれば、

社会における大きくイメージが

変わっていくことでしょう。

 

車椅子生活になっても

諦めることのない業種が

バリアフリーになっていくと、

ビジネスを盛り上げるヒントに

なるのではないでしょうか。

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