誰もが何気なくやっていることがバリアフリーに、それが新しい価値へ

2019.06.13 (木)

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あなたのお店の『バリア解消』請負人 白倉栄一です。

 

人には欲求があるので、

たまにはパッと騒ぎたいと思うのは、

誰にでもあることでしょう。

 

でも長年車椅子生活をしていますが、

パッと騒ぎたいと思っても、

目的地がバリアフリーでなければ

行くこと自体を我慢することがあります。

 

そういった中で、

心から満足できるスポットがあれば

諦めている人が喜べて、

それがリピーターにつながることも

十分考えれれるでしょう。

 

誰もが考えられないことができると、

車椅子を利用している人から

大絶賛されるのではないでしょうか?

 

そんなサプライズがあると

賑わうことは間違いありません。

「できない」が「できる」が喜びをもたらす

一般の人にとっては

何気なく行っているものであっても、

車椅子利用者にとっては

利用できないものはたくさんあります。

 

それはただ単に存在しないのか、

それとも危険だから禁止されているのか。

 

例えば、ジェットコースターのような

絶叫マシンなどは危険のために

禁止されていることがほとんどです。

 

私も健常者だった頃は、

ジェットコースターが大好きでした。

 

わざわざ1人で西武園ゆうえんちに

閉園間際に行って

ジェットコースターを1回乗って

帰ってきたくらい

絶叫マシン好きでした。

 

だから今でもジェットコースターに

乗りたいという思いがありますが、

残念ながら叶いません。

 

私の記憶ですが、

車椅子利用者が絶叫マシンに乗って、

足腰がふんばれなかったことにより、

死亡事故が発生したことがあったと

思います。

 

もちろん亡くなられた方は残念ですが、

運営会社もかなり世間から

叩かれた記憶があります。

 

そのため、本人が乗りたいと思っても、

絶叫マシンに乗ることは難しいのでしょう。

 

しかも遊園地などでは、

絶叫マシン以外のアトラクションでさえも、

車椅子利用者が乗れる

工夫をあまりされていません。

 

そんな中で、

以前訪れたユニバーサルスタジオジャパンで

アトラクション「ジョーズ」にて

車椅子利用者でも

小型船に乗ることができました。

 

実際にいろいろと工夫を

されているように感じました。

 

危険を伴わないように工夫をすることで、

今まで「できない」と思われていたものが

「できる」ようになることで、

車椅子利用者の喜びが増大します。

一般の人が何気なく「できる」ことにヒントがある

その他では、

私は利用したことがありませんが、

車椅子でもゴーカートに乗れることです。

 

これを知ったときは、

ものすごく衝撃的でした。

 

普段クルマを手動運転をしているものの、

さすがに日常のクルマでしか

イメージできなかったゴーカートに

乗れることは、想像もつかなかったです。

 

そういった中では、

世の中のほとんどの事業は、

一般の人が何気なく「できる」ことが

車椅子利用者では「できない」と

思われているものが、たくさんあります。

 

でも残念ながら

ほとんどの人が全く気づかないのが

実態でしょう。

 

むしろ誰もが気づかないことが、

逆にビジネスをする上では

パイオニア的な存在になる可能性が

秘めているでしょう。

 

誰でも可能になる

「ユニバーサルデザイン」的な発想が

マッチしているのかもしれません。

 

そう考えることで、

幅広い人に楽しめることが、

車椅子利用者1人を幸せにするのではなく、

家族、友人など大勢の人で訪れる人全員に

大きな幸せをもたらすのではないでしょうか。

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