商業施設の立体駐車場における気づきにくいバリアとは?

2019.09.30 (月)

あなたの会社の『バリア解消』請負人 白倉栄一です。

 

今回お伝えすることは、商業施設などを管理している人にとって、こんなことがあることをご存知でしたか?という内容です。

 

今回は「立体駐車場」についてです。意外と利用している人にとっては、「よくあるある」と感じる話です。

 

そういった気づかないポイントに目が行くかどうかで、お店のこころのバリアフリー展開などがうまくいき、「このお店だからまた行きたいよね」と思ってもらえるでしょう。

 

そこができるかどうかによって、お店の価値を上げるポイントになります。

車椅子のマークはどこ?

商業施設における立体駐車場は、障害者用駐車スペースがどの階にあるのかどうかが分からない点です。

 

もちろん駐車場ゲートに呼出ボタンなどがある場合は、直接係員に確認することができますが、最近は無料駐車場が多くなっているために、呼出ボタンそのものが存在しません。

 

そうなるとどこにあるのかが分からないでしょう。

 

そのために進入した後に、国際シンボルマークの「車椅子マーク」によるピクトグラムの掲示をすることで、きちんとお伝えすることが必要になります。

空いているのかどうか分からない

ただそこで大きな課題があります。それは満車なのか空車なのか分からないことがほとんどです。

 

よく見かけるのは、立体駐車場の各階に「空」と表記していることがあるものの、一般用の駐車スペースを示すものであり、障害者用駐車スペースの「空」を示していることではない点です。

 

ところが最近の立体駐車場は、別の階に行くことのできない構造になっていることが、車椅子利用者にとって辛い点になってしまいます。

 

例えば、2階の障害者用駐車スペースが空いていなかったとします。

 

でもその上の3階にある駐車スペースにはに進入できない構造になっております。

 

つまり該当の階の駐車スペースしかいけないんです。

 

そのため「空」という情報で行ってみたら空いていなかった場合、無念ですが駐車場の出口を出て、やり直して駐車場に再び進入することになります。

 

しかも何度も同様なことが起きてしまえば、その施設を利用しないで帰るでしょう。

 

これこそ大きなバリアになってしまいます。

 

これは造ってしまってから直すことが困難なために、設計段階で考えておく必要があるでしょう。

何言っているのか分からないトラブル

 

次に言えることは、駐車場ゲートの呼出ボタンを押しても、声が聴きとりにくい点です。

 

駐車場という空間は、さすがにかなりボリュームを大にしておく必要がありますが、残念ながらあまり聴き取りにくい状況がほとんどです。

 

そのために係員から「どうしましたか?」と言われても、その声さえも聴きとりにくい状態です。

 

こちらの声も向こう側で聴き取りにくいようにも思えます。

 

「えっ、なんですか?」

 

「もっときちんと話してくださいよ」

 

とお互いが怒りに変わっていく場合もあります。

 

でも利用者にとっては、障害者用駐車スペースに赤のコーンが置いてあったら、動かしていただかないとクルマをとめることができません。

 

こういったところの定期的な管理も欠かせないポイントになるでしょう。

お客さまサービスレベルの向上を図っていく

これまで設備のポイントをお伝えしました。

 

気づきにくいポイントをいかに改善していくことが、お客さまサービスレベルを向上していくことができるでしょう。

 

係員の対応が悪かったから商業施設へもう行かないと思われてしまうこともよくあります。

 

せっかくお店の従業員が接客応対の向上を図っていても、入口部分で台無しにしてしまったらどうにもなりません。

 

そのために、商業施設が一丸となって考えていくテーマになるでしょう。

 

 

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