店舗・職場にて車椅子でも通れる適切な通路幅とは?

2019.02.13 (水)

あなたのお店の『バリア解消』請負人 白倉栄一です。

 

店舗や職場で車椅子利用者が通るために

「通路幅をどうしたらいいの?」

と考えることはあるでしょう。

 

一般の方の目線からすると、

どれくらい確保したらいいか

分かりにくいものです。

 

そこでどれだけの通路幅が

必要なのかをお伝えしたいと思います。

一般の方の目線からでは分かりにくい

車椅子の幅は60㎝~65㎝程度になると思いますが、

残念ながらこの幅だけを確保しただけでは

通りにくいものになります。

 

以前、ある有名スポットにある

ロープウェイに乗ろうとしたら、

かなりギリギリの幅になっており、

車椅子の両サイドにある

ハンドリム(手を握るところ)が剥げた

苦い思い出があります。

 

そういった点を踏まえると

最低でも80㎝か90㎝が必要だと

考えておいたほうがいいかもしれません。

 

でもこれはあくまでも直線における

最低限の通路幅と捉えたほうがいいでしょう。

 

なぜなら車椅子利用者と歩行者とが交差する場合、

Uターンする場合、曲がる場合には、

さらに大きいスペースを確保する必要があります。

 

また衣料品を販売しているような店舗であれば、

販売する衣料品が車椅子のタイヤにぶつからない

より広いスペースを設定する必要もあります。

 

車椅子利用者と歩行者が交差をするのであれば、

最低でも90㎝以上は必要になるでしょう。

 

気軽に交差するのであれば

120㎝以上は確保したいところです。

 

もちろんUターンや曲がる場合も、

車椅子が旋回できるだけのスペースが必要です。

 

車椅子の全長が90㎝くらいはあるために、

120㎝くらいのスペースは必要になります。

 

しかも車椅子には前輪と後輪がありますから、

クルマが左折・右折をする際に、

気をつけなければならない内輪差が生じます。

 

だから旋回スペースが必要となってきます。

 

私が学生時代におきた出来事ですが、

教習所の仮免試験のときに、

一緒にクルマにの乗った方が、

頭の中に「キープレフトしなければ…」

と強く思い込んでいたようでした。

 

そのためかなり路肩ギリギリに走っていました。

 

教官の指示があり

「次の交差点を左折してください」

と言われたら、路肩に乗り上げてしまい、

内輪差を全く忘れていて試験に

不合格となったことを思い出しました。

 

クルマと同様で、直角の部分においては、

車椅子でも曲がれないんです。

一度試乗してみれば通路幅はつかみやすい

もし通路幅を考えるのであれば、

一度車椅子に乗ってみて

確かめてみるのはいかがでしょうか?

 

試乗する車椅子は手動の車椅子になりますが、

電動車椅子利用者のために、

手動の車椅子より+αの幅があることを

押さえておく必要があるでしょう。

 

まずは試してみないと分からないのが

車椅子利用者が通るための通路幅です。

 

ぜひ一度試乗してみることをおすすめします。

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