こころのバリアフリーであっても意思表示をしないと伝わらない理由

2019.06.08 (土)

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あなたのお店の『バリア解消』請負人 白倉栄一です。

 

これからは車椅子でも

利用できる商業施設が増えていけば

車椅子利用者のニーズに

応える社会になっていくでしょう。

 

より多くの方々に喜ばれるに

ちがいありません。

 

そうなればお店の評判は

きっと上がることでしょう。

 

でも実際のところ

車椅子利用者のニーズに応えるには

いったいどうしたらいいのか

お判りでしょうか。

 

そこで必要となるバリアフリーですが、

設備ばかりに目がいきがちで、

実はそうではない部分もあります。

 

設備の充実が大事なポイントですが、

車椅子利用者でもお越しくださいという

気持ちと伝えることです。

 

そこでバリアフリーマインドが

多くの方々に伝わればいいのですが、

意外と伝わりにくいのが実態です。

車椅子利用者が行きやすい雰囲気は出てきている

最近では、

「こころのバリアフリー」という

言葉があるように、

ハンディキャップのお客さまがいても

サポートしますという

お店が増えつつあります。

 

以前は、私でも経験がありますが、

店頭で車椅子利用者はお断りと

言われたこともありました。

 

ある自治体で

バリアフリーの仕事をしている方が

飲食店などの皆さまの考え方も

少しずつ変わってきたとのこと。

 

以前は、バリアフリーそのものに

全く関心を示さなかった人が、

車椅子利用者がいらっしゃったら

何とかサポートしようとするケースが

多くなっているようです。

意思表示をすることで相手に伝わる

ここからの課題は、

「こころのバリアフリー」をするという

意思表示を

きちんとお客さまに伝えることです。

 

逆に言えば、

意思表示を出していないと、

はじめて利用したいと考えている

お客さまは近寄りがたいかもしれません。

 

店頭及びホームページなどで、

お客さまにお越しいただきたい雰囲気を

作っておく必要があります。

 

例えば店頭であれば、

POPであったり、

専用のステッカーであったり、

通りかかった人がパッと見て、

「このお店ならOK」という

サインを出しておかないと

気づいてもらえないでしょう。

 

日本人の性格から考えると、

何も意思表示をしていなければ

断られてしまう、嫌がられてしまうと

いった気持ちが出てしまい、

わざわざお願いするのならば

やめておこうとなってしまうでしょう。

お店の気持ちを情報として見える化する

大事なことは情報の見える化です。

 

もしバリアフリーの設備が

充実していなくても、

サポートできる範囲については、

具体的に情報を発信するといいでしょう。

 

むしろバリアとなってしまうポイントは

マイナスのイメージになりかねませんが、

あえて正直に告知することで

お互いの信頼が生まれるでしょう。

 

というのは、

人によってバリアとなるのは様々なので、

Aさんはサポートがあっても難しいと

判断されても、

Bさんはサポートがあれば

大丈夫な場合があります。

 

そういった部分を

はっきりさせると

利用しやすくなるでしょう。

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