車椅子ユーザーでもOJIの考えで仕事のスキルアップが目指せる!
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車椅子ライフデザイナーのまおうです。サラリーマン生活をしていて成果を出したいと思っていた私にとって、何をするにしても、時間短縮する方法はないかをいろいろと試行錯誤しておりました。そういった部分が成果を上げていく方法だと思っております。車椅子ユーザーでもチャンスがあるはずです。
業務改善のOJIプログラムが改善の原点
店舗で勤務していた時に、ある手法を用いていたことがあります。2000年頃に創造的業務改善のOJIプログラムというものがありました。OJIというのはOn the Job Improvementの略で、現場の業務改善というものでした。
本部主導によるシステム化・標準化を求められていた時代から、店舗主導に変えて個別化・創意工夫を取り入れて、店舗の中で業務改善をしていくことで売上を上げていく手法です。
特質は業務改善(ムダの排除)によって生み出された人手(人時)をチャンス・ロス(売り逃し)撲滅と新たな付加価値づけに投入することができるといった考えです。 ~引用元「OJIチャレンジ」商業界村上忍著~
このOJIに取り組むことが店舗の決め事でしたので、毎月何件業務改善に挑戦したかどうかを個別で報告していました。おかげさまでまだ役職の就いていない時代に、件数で店舗1位になりました。とにかく件数を多く取り組むことに力を入れていました。きっと件数が徐々に質を高めてくれると思っておりました。
一気に大きな改善は思いつかないから小さいことからコツコツと。
残念ながらハンディキャップのある立場である私にとっては、どうしたら時間短縮ができないかいろいろと考えました。その結果、自分の身の回りの中で時間短縮を挑みました。ものをとるための場所などは車椅子ユーザーの私にとっては動くことが時間がかかることに繋がるので、その点を改善します。
ここでのポイントは小さなことから進めていくことです。そんなレベルを変えても物事は動かないのでは?と思う方もいると思いますが、1日たった1分の改善が、1ヶ月・1年間と考えていけばものすごい時間になります。
身近な改善ができるようになるとアイディアが湧いてくる
そのような身近な改善ができるようになると、自分だけでなくチーム全体の業務について改善提案が思いつきます。「こうやったらチームで仕事がしやすくなりますよね。いかがでしょうか?」となります。そうなるとチームの活性化にもつながり、チームにいなければならない存在となります。
人によってはそんな小さいことを改善しても、大したレベルではないという方もいます。果たしてそうでしょうか?言い方を変えれば、小さな改善ができない人が大きな改善することはできないんです。つまり何も改善しない人になるんです。大口をたたくけど実行に移せない人です。
いきなり身の丈に合わないハードルを飛ぶことは避けた方が望ましいです。小さなことの積み重ねを通して、どうしたら仕事をスピーディーに進めることができるかアイディアが湧いてきます。
ルーティン業務を早く終えれば、オリジナルの仕事に着手できる
私は課長職になるまで、そればかりを考えてきました。そうすることでハンディキャップがあっても同じ土俵で勝ち上がることができると思っておりました。スピーディーに仕事を進めることで、ルーティン業務をさっさと終わらせて、自分オリジナルの仕事に着手できるはずです。
チームをまとめていくのは簡単ではないですが、まずは自分自身だけの領域の中でいかに実績を上げて認めてもらうかです。成果を出したら、間違いなく場の空気は変わるはずです。この人がいるから成果を出せると思われたらチャンスだと思います。悩んでいる人はぜひとも自分を変えることから始めてみてください。
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