上司から仕事を教えてもらう際は一発勝負!
上司から仕事を教えてもらうことは誰でもあることですが、どのような点に気をつけていますか?このノウハウを知ることで、上司は部下のあなたを信頼することになるでしょう。言い方を変えれば、部下が出来る人か出来ない人かはここで見抜かれます。
新しい仕事をする際には、必ず上司からの1対1によるOJT(ON THE JOB TRAINING)を受けることでしょう。上司は部下のあなたに、自分が今までやってきた仕事をやってもらいたいために教える場を設けるはずです。そのため部下に教えたら、あとは部下のあなたがスムーズに仕事をこなしてくれるのを期待しております。
その際のポイントは、簡単ですが確実にメモを取り、教えてもらう機会はたった1回で済ませるということです。一発勝負です。当たり前のことだと思いがちでしょうが、意外にできていないのが現状です。
まず問題なのがメモを取らない人です。暗記しているから大丈夫と思いがちでしょうが、ずっと暗記していられるのなら問題ありません。でも人は時間が経過すれば忘れるものです。また全てを暗記できるはずがありません。所々で分からなくなることがあった時に上司に確認するのはどうでしょう。メモをとらない部下のあなたを責めるでしょう。
次にメモを取る際にそばにあるメモ紙を使う人です。そんな人はいないと思いがちですが結構多くみられます。そばにあるメモ紙を使うということは、上司からするとやる気がかけていると思われてしまいます。数日経過したらそのメモ紙は捨ててあるケースがよくあります。中にはメモ紙をメモ帳やノートに転記している人もいますが、はっきりいって時間のムダです。常に記入するメモ帳や手帳を所持しておくことが社会人としては当たり前です。
一番多いのがメモを取るだけの人です。当然、聞いている間には相槌で「はい」「分かりました」とは言うものの実際には覚えていないケースがよく見受けられます。初めてやる仕事なのですからメモに記入しただけでは覚えられないのが当然です。分かっているようで分かったつもりというのでは、後日上司に確認するようになるでしょう。上司は何度も説明しなければならない部下がいると困るでしょう。
大事なことは、メモを取りながらその場で分からないことは、その場で質問してみるということです。上司は一瞬覚えが悪いんじゃないか?と思うかもしれませんが、初めてやる仕事なら簡単に覚えられるはずがありません。後で確認することより、今確認することが大切です。そして最後に上司に対して「今教えて頂いたことを私なりに解釈したので聞いていただけますか?」とお願いをすることです。そこで上司からあなたの内容は間違っていませんよと言われれば完璧です。一度声に出してアウトプットすることが覚えるのには適しているからです。そうすれば今後分からなくなることは少ないですし、自分のメモがしっかりしていれば、上司の言葉はきちんとメモに記入されているでしょう。
忙しい上司から一度教えて頂いたことを何度も質問しないことが上司が部下のあなたを信頼できるポイントになるはずです。
私が社会復帰した時の上司は厳しい女性の方でした。いつもカリカリして時間に追われる人でしたので、1度伝えたことは2度と伝えませんからと断言しておりました。そのため私にとっては絶対に1度で済ませるという思いが強かったです。おかげでいつもカリカリしていた上司から2年間で一度も叱られることはありませんでした。常に一発勝負という気持ちが大事ですね。
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