車椅子利用のお客さまのサポートする際の注意点

2018.02.24 (土)

車椅子ライフデザイナーのまおうです。車椅子に乗ったことがない人には分かりにくいものですが、車椅子に座っている高さというのは、だいたい120cm前後ではないでしょうか?そこから見える景色は立位のときとかなり違うものです。ちなみに私は健常者を24年・車椅子生活を21年経験しましたので、そのギャップをとても感じています。では実際に車椅子のお客さまをサポートする際に知っておいたほうがいいポイントをお伝えします。

車椅子利用者とのコミュニケーションが重要

よくあるケースに、車椅子利用者を介助する際、何も言わないでいきなり車椅子を押してしまう人がいます。どうしても車椅子利用者を助けたいという思いから、見かけた途端に車椅子を押すというタイプの人がいます。これは、以前の鉄道会社に多かったように思えます。私が「結構ですよ」と申し出ても、「車椅子を押すのが私の仕事です」と言われてしまったこともありました。

 

通常、車椅子を頻繁に利用している人にとっては、そこそこの路面であれば自力で車椅子を漕ぐでしょう。但し、勾配があったときなどは自力では難しくなり、車椅子利用者から「お願いします」と頼まれるでしょう。そこではじめて車椅子を押すという行為で構わないと思います。もしどうしても車椅子利用者を見かけて辛そうな表情などをしていたら、「車椅子を押しましょうか?」と声をかけるのがいいでしょう。

 

そこで大切なことは、断られても不快に感じないことです。車椅子利用者でも一般の人間ですので不機嫌な人もいますし、態度の悪い人もいます。もし「うるせえな」とか言われても気にしないでください。本来であれば、車椅子利用者側のマナーも大事なポイントです。せっかくの好意をきちんと受け止めるべきだと思います。その上で自分には必要がなければ、丁寧にお断りする必要があると思っています。

車椅子からの目線は想像しているものと意外と異なる

次に車椅子を押すときの注意点です。車高の低いクルマに乗ったことはありませんか?思った以上のスピードが体感できると思いますが、車椅子利用者の目線は120cm前後ですので、想像している以上に車椅子に座っている人はスピードを感じます。

 

以前、大阪の地下鉄を利用したときのことですが、乗換駅の距離が長かったために駅員さんはせっかちなのか、急いでいたのかわかりませんが、前方に歩いている人を追い抜かしていくではありませんか。まさにビックリです。乗っている私は前方に歩いている人のかかとにぶつからないかものすごく気になってしまいました。こういった車椅子の押し方はタブーです。

 

だからこそ車椅子に乗っている人がいる場合は、歩くスピードよりゆっくりの方がいいと思います。もしできることならば一度貸出用の車椅子に乗ってみるのはいかがでしょうか?意外と乗ったことがないものでしょう。もちろん車椅子を漕ぐ技術は、普段慣れている車椅子ユーザーとの違いがあるので、ある程度習得する必要があってから実施した方がいいのですが、車椅子からの目線を確かめるにはいい経験かもしれません。見える景色を知ることで、商品の置く場所などに役立てることができるにちがいありません。ぜひとも実践してみてください。

 

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