印象に残るかどうかがバリアフリーの店舗の重要なポイント

2019.05.09 (木)

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あなたのお店の『バリア解消』請負人 白倉栄一です。

 

バリアフリーを展開するのに、

なぜ設備以外の点も必要があるの?

と思われることがあります。

 

でも普通にお店に行って、

従業員の対応があまりよくなかったら

行きたくないという気持ちは

誰もがもっているのではないでしょうか?

 

特に私のような車椅子利用者の場合は、

丁寧に対応してくれるお店と

そうでないお店の差が

ものすごく顕著に表れてしまうんです。

 

多分、それは慣れているかどうかに

影響するものではないかと思います。

 

そう考えると、

従業員の接客・応対ができるかどうかが

大きなカギを握ることになるでしょう。

トイレが入れなくては困ってしまう…

今後は超高齢化社会において、

車椅子を利用する人の数が

急激に多くなるのは間違いありません。

 

その際、車椅子利用者が決める

お店選びの条件とは、

まずそのお店の設備が

車椅子対応になっているかどうかでは

ないでしょうか?

 

残念ながらマインドが優先とは

ならないのです。

 

なぜなら車椅子で入店できるか、

長居できるかという課題は、

心のバリアフリーだけでは

解決しないという理由です。

 

トイレに行きたくなったものの、

「トイレが狭くて入ることができない…。

どうすればいいの…」になるわけです。

 

そのときにそのお店に

車椅子利用者が入るトイレがなければ、

間違いなく困ってしまうでしょう。

 

しいて言えば、

近隣の〇〇に多目的トイレがあるという

情報さえあれば、

まだ何とかなるかもしれません。

 

でも実際に分からない…、見つからない…

となってしまうと、

大ピンチに陥ってしまうでしょう。

 

そういったことを踏まえると、

まずは設備において

バリアフリーであることが

優先事項となるでしょう。

 

でも設備だけではポイントが、

先ほどお伝えした心のバリアフリーです。

 

お店の中で言えば、

「心のバリアフリー」は接客・応対に

相当すると思います。

 

そこで大事なポイントになるのが、

印象に残る接客・応対ができるかです。

 

車椅子利用者が入店して際に、

気になってしまうことはいくつかあります。

 

その際にテーブルだったり、

注文の方法だったり、

待合室のスペースだったり、

席までの誘導の仕方だったり、

いろいろと出てきます。

 

こういったことは、

実際に普段からある程度、

練習をしていないと、

とっさにできないものです。

 

例えば、車椅子利用者が入店されたときに、

「空いている席にどうぞ」とか

言ってしまうと、

残念ながら接客・応対面では

印象度がかなりマイナスです。

 

その他でも、

「お水はセルフサービスになっていますので、

どうぞあちらをご利用ください」とか

言ってしまってもかなりマイナスです。

 

でも慣れていないと、

ついつい他のお客さまと同じように

対応してしまうことがあります。

 

お客さまの状況によって判断できるかは

普段からケースバイケースを知っているかが

大きな課題になるでしょう。

従業員教育を通してノウハウが身につく

そういった点は

従業員の教育などを通して、

解決すれば分かってくることが

多くあるものです。

 

せっかくであれば、

お客さまから「このお店って

とても感じのいいお店だね」と

言われたいものです。

 

そのために必要なノウハウを

ぜひ勉強してみるのはいかがでしょうか?

 

そういったノウハウは、意外と

他のお店ではやっていないような

ことでもあります。

 

まさに差別化にもつながります。

 

ぜひ気になる方は、

私のホームページを通して、

ご連絡いただければ、

アドバイスさせていただきます。

 

少しでも時代に合わせて

対応できるお店になることで

集客にもつながり、

売上も上がり、

さらには社会貢献にもつながる

お店になることでしょう。

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