頑固な1人のリーダーによって生まれてしまうバリアとは?

2019.04.27 (土)

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あなたのお店の『バリア解消』請負人  白倉栄一です。

 

店舗のバリアフリーを展開していくのに

欠かせないポイントとして、

設備の充実だけでなく、

従業員のモチベーションを上げて、

従業員満足になり、

お客さま満足につなげていくことです。

 

ところが従業員のモチベーションを、

知らず知らずのうちに

妨げてしまっているリーダーがいます。

 

自分だけですべて完結しようとして、

自分がやらなければ気が済まないタイプで、

職場環境を大きくかき乱してしまいます。

 

特に長年、同じ仕事内容に就いていると、

そうなってしまう人をよく見てきました。

 

そのためベテランになるほど

起きてしまいやすいのではないでしょうか?

 

でもそのままにしていると

問題は解決しないで悪化するでしょう。

 

そのため場合によっては、

リーダーには別の部署へ異動してもらい、

現チームには新たなリーダーに

着任してもらうことが

必要になるかもしれません。

ベテランすぎるとマンネリ化することも

まずはどのようなことが起きているから

問題なのかを具体的に考えてみます。

 

1人のリーダーが何から何まで

自分でやらないと気が済まないと

思ってしまっています。

 

そしてチームのメンバーに対しては、

「なぜできないのか」

「なぜやってくれないのか」

「なぜレベルが低いのか」

と考えてしまうから、

私がやらねば…という使命感を出します。

 

ところが何から何まで

自分でこなすことを考えるために

ついつい抱え込んでいる量が

多くなりがちです。

 

その結果、

仕事をこなすことが遅れてしまい、

締め切りになっても

終わらなくなってしまうことが

よくあります。

 

これは明らかにリーダーのミスです。

 

しかもリーダーが勘違いしているのは、

チームのメンバーのレベルが

低いからではなく、

部下の方々に

OJT(ON THE JOB TRAINING)

をしていないことが原因です。

 

人に教えないことで、

自分の首を絞めていることです。

 

そしてプライドが高いために、

自分だけがすごいというところを

見せつけようとする点もあります。

 

このような状態が続いているので、

まわりの従業員のモチベーションは

全く上がりません。

 

明らかに悪循環になっています。

チームが変わることでメンバーにもやる気が出ることも

そこでリーダーに

異動してもらったとします。

 

どうなるのかと言いますと、

意外とうまくいくことが多いものです。

 

チームに新たなリーダーが

入ってくることで、

メンバーのやる気が

上がってくることがあります。

 

機会が与えられた喜びなのかもしれません。

 

今まで大きく立ちはだかるバリアが

なくなったかのような行動に

変わることがあります。

 

次に今までのリーダーですが、

意外と新たな部署へ異動すると、

メンバーが違うこともあり、

威張ることができなくなり、

謙虚になるものです。

 

それがとても新鮮に映ります。

 

もしかしたら

新しく配属された部署においては、

一番知識がない人かもしれません。

 

でももともとプライドが高いこともあり、

上昇傾向が強いこともあり、

早くまわりに追いつきたい気持ちから

やる気は人一倍でてくるのかもしれません。

 

これはマンネリ化が生んでしまった

バリアなのかもしれません。

 

人は環境が変わるだけで、

パワーがみなぎることもあるので

大事にしたいものです。

 

もちろんまれにパワーで押すような

新リーダーが着任してしまうと

余計に意気消沈してしまう場合もあります。

 

そのため経営者の皆さまには

十分行動の観察が必要になるでしょう。

 

そして職場における従業員のモチベーションが

上がっていくことで、

お客さま満足度を

アップさせていくことにつながり、

それが最終的に

心のバリアフリー展開のできるようにも

なっていくでしょう。

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