障害者になって23年目、雇用問題のバリアを考えてみる

2019.05.10 (金)

あなたのお店の『バリア解消』請負人

バリアフリースタイル代表の白倉栄一です。

 

病気や事故によって

今まで健常者だったのに、

明日から車椅子生活になってしまったら、

今までのように働くことができるのか

という不安があるでしょう。

 

私もその1人でした。

 

もちろん本人が働きたいという

モチベーションも

大きなポイントではありますが、

企業側にとっても

受け入れ態勢をきちんと作っていく

社会であってほしいと願っています。

 

そこには多くのバリアがあることで、

まずは1つ1つのバリアを

解消していくことが

必要になるでしょう。

労災であっても仕事復帰できない事情

私は会社に入って1年半のときに

交通事故に遭いました。

 

何とか一命をとりとめましたが、

脊髄を損傷してしまいましたので、

一生車椅子生活と宣告を受けました。

 

そこから私のリハビリ生活が

始まりました。

 

その後、埼玉県の所沢市にある

国立身体障害者リハビリテーションセンターに

半年間入院して

本格的なリハビリを行いました。

 

私は在籍していた会社であった

イオン(当時はジャスコ)への

復帰ができたものの、

ほとんどの車椅子ユーザーの仲間は

労災であっても

在籍していた会社への復帰は

ほとんど叶いませんでした。

 

その理由の大半は、

車椅子では働ける環境が

会社にはないということ。

 

もちろん職種によっては、

車椅子生活では難しいものが

あるかもしれませんが、

その会社の事務職など

働いてもらえる環境をつくることで

受け入れることが

できるように思えます。

 

でもそういったことを考える前に、

「うちでは不可能です」という言葉を

多くの車椅子ユーザーの方々は

言われてしまっていました。

 

そういった状況のために

リハビリを終えて退院した後は、

職業リハビリ校へ入らなければ

ならなかった人が大勢いました。

 

私のように在籍していた会社に

復帰したことは、

とても恵まれていましたし、

ほんのごくわずかでした。

 

当時リハビリセンターで知り合った

私より20歳も年の上の方は、

建設会社の課長として

バリバリと働いていた時に労務中の事故に遭い

脊髄損傷になりました。

 

いつも元気な人で、

リハビリ病院で知り合って、

1日中いろいろと話し合ったり、

遊んだりした

忘れられない友人でした。

 

ものすごくアクティブな人で、

勝手に病院を抜け出し、

数キロ離れた駅まで車椅子で行き、

何かを買って戻ってくるような

破天荒な人でした。

 

でも彼は退院後、

在籍していた会社に戻ることができず、

どうしようか悩んでいました。

 

そして自暴自棄になって

お酒を飲みすぎて、

50歳になる前にこの世から

去ってしまいました。

 

彼には今まで

やっていた仕事もあったので、

ものすごくプライドがありました。

 

だから障害者となって、

再就職するのが

うまくいかなかったことでもあります。

20年経過してもまだ多くの課題がある

本当に惜しい人をなくしました。

 

だからこそ私にとっては、

彼の死を無駄にしないために

頑張ろうと誓ったんです。

 

彼の死からもう20年くらいが経ちますが

未だに障害者の雇用には

まだまだ課題が山積みです。

 

なぜ障害者雇用において

ネガティブな状態が

続いているのかを考えると

前向きに考えることが

できないからではないかと思っています。

 

障害者との接し方、

仕事生活をしていく上でのポイント、

設備のバリアフリー化、

育成ノウハウなどわからないところを

解消していく必要があるでしょう。

 

知らないから採用できない、

採用したくないといった形が

続いてしまうでしょう。

 

でも雇用率の課題だけでなく、

障害者でも働きやすい職場にしていくには、

まずは既成概念をなくすことから

はじめなければなりません。

 

今までのイメージをなくして、

リセットから作り上げていくことで、

いろいろな面において強みなども

分かってくるのではないかと思っています。

 

————————————-

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