障害者も新入社員も面倒見のいい上司だから成長につながる

2019.02.09 (土)

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あなたのお店の『バリア解消』請負人 白倉栄一です。

 

人を雇用することを考えた場合、

面倒見のいい上司であるかどうかによって、

成長できる人材にもなるでしょう。

 

でもはじめからダメな上司に当たってしまうと、

成長どころか時間の経過とともに、

マンネリ化したタダの人に

なってしまうことさえあるでしょう。

 

ものすごく明暗が分かれてしまうことから、

人の将来性を考えると大きい課題になります。

 

だからこそ、特に障害者や新入社員などは、

面倒見のいい上司の下で仕事をするような

人員配置の体制が必要になります。

 

その理由は以下の通りです。

3年経ってどう変わっているか?

新入社員の場合、3年経ったときに

どう変わっているかが大きな指標になると

人事担当者と話したことがあります。

 

入社1年目の社員はすごくフレッシュな気持ちで、

何でもかんでもガッツのあふれる仕事スタイルが、

周りの従業員からも

愛されることがほとんどです。

 

でもなぜが3年経つと、

のんびりしたようなだらけた態度を

見せてしまう人をよくみます。

 

「あれ、あなたってそんな人だった?」

と人が変わってしまったように…。

 

なぜそうなってしまうのかは分かりませんが、

自分が長年新入社員を見ていた印象からすると、

上司の存在が関係しているように思えます。

 

上司の中には、会社に対して

賃金が安いだとか、残業が多いだとか、

自分は頑張っているのに評価が悪いだとか、

不満ばかり口にするような人を

よくみかけます。

 

そんな人たちは、

万年昇進とは無縁のようなやる気のない人が

多くなりがちです。

 

もし新入社員時にそういった上司にあたると、

一見親しみやすさはあるものの、

自分のうまくいかないネガティブな気持ちを

部下に共有させていくことが多いものです。

 

そして徐々に上司の気持ちに浸食されていき、

気がついてみれば、

新入社員のフレッシュさが消えてしまい、

なぜかだらけたような仕事スタイルに

なってしまう光景をよく見ました。

 

客観的にみると、

せっかくがんばっていたのに、

それが失われてしまっている姿が

とてもかわいそうでもあります。

障害者の上司も面倒見のいい上司であること

むしろ多少厳しいものの

部下の面倒をみてくれるような上司につくと、

3年経って多少フレッシュさは消えていっても、

活き活きとした前向きな仕事スタイルを

出しているような感じのままです。

 

やはり常に部下の育成を考えた教育を

行ってくれるような上司に出会うと、

自身のスキルが

ドンドン上がっていくでしょう。

 

私もどちらかと言うと、

仕事が細かくて、厳しい上司ばかりでした。

 

今では本当に感謝しております。

 

これは障害者に対しても

同じことではないでしょうか?

 

きちんと面倒をみてくれる上司だからこそ、

上司と部下だけでなく、

チームメンバー全員との

コミュニケーションをきちんととって、

働き甲斐を感じることができるように

育成してもらえるように思えます。

 

特に障害者としての

ハンディキャップの状況ををきちんと把握した上で、

今後においてどういった教育が

必要なのかを考えていく上司だからこそ、

障害者でもスキルをのばしていき、

活躍できる人材に育っていくのでしょう。

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