「バリアフリーは“情報発信”から始まる!車椅子ユーザーに選ばれるお店づくりのポイント」

2025.05.22 (木)

バリアフリーアドバイザーの白倉栄一です。

 

バリアフリー化に欠かせない一番のポイントは、「情報発信」です!

 

バリアフリー対応をお考えの店舗オーナー様へ。

 

車椅子ユーザーに選ばれるために大切な「具体的な情報発信」のポイントを解説します。

 

お客様が安心して来店できるお店づくりを始めませんか?

 

実は、バリアフリーについて発信したがらないお店が意外と多くあります。

 

「バリアフリーはビジネスじゃないから…」

 

でも、車椅子ユーザーにとって、バリアフリー情報は命綱とも言えるほど重要なもの。

 

なぜなら、私たちは安心して利用できる場所を常に探し続けているからです。

 

そこで今回は、「どうすればお客様に伝わるバリアフリー情報になるのか」

 

そのポイントをお伝えします。

 

バリアフリーという言葉は抽象的になりやすい

 

大切なのは、どれだけ具体的に情報を掲載しているかです。

 

例えば、ホームページに「バリアフリー対応」とだけ書かれていても、
「具体的に何がバリアフリーなのか?」が分からなければ、お客様は不安になります。

 

車椅子ユーザーが期待しているのは、こんな情報です。

 

  • ・入口に段差がない
  • ・店内は車椅子でも移動しやすい
  • ・身障者用駐車スペースがある
  • ・多目的トイレ(多機能トイレ)がある

 

これらを具体的に発信することが、お客様に選ばれるお店になる第一歩です。

 

具体的なバリアフリー情報があると安心されやすい

 

バリアフリー基準が曖昧なままだと、
「実際に行ってみたら使えなかった…」ということが起こりやすくなります。

 

例えば、飲食店検索サイトで「バリアフリー」と書かれていても、
何がバリアフリーなのか記載がなく、「詳しくは店舗にご確認ください」とだけ書かれている。

 

いざ行ってみたら、入口に階段があったり、トイレが使えなかったり…
そんな経験をしてしまうと「もう行きたくない」と思ってしまいます。

 

実際に「入口で車椅子ごと持ち上げられた」という笑い話のような経験もありますが、
それでは本当のバリアフリーとは言えません。

 

だからこそ、具体的なバリアフリー事例を発信することが大切なのです。

 

ホームページを見て、当事者が判断できる情報を

 

例えば、以下のような情報をしっかり載せましょう。

 

  • ・入口に段差はないか?
  • ・身障者用駐車スペースはあるか?
  • ・入口はスライドドアか?
  • ・多目的トイレはあるか?
  • ・通路幅は十分か?

 

これらがホームページを見るだけで分かるようになっていれば、
車椅子ユーザーは「ここなら行けそう!」と安心して来店できます。

 

 

これが情報の見える化です。

 

そして、情報の見える化を実践しているお店こそが、
車椅子ユーザーに選ばれるお店になっていくのです。

 

ぜひ、あなたのお店のバリアフリー情報を
具体的に、わかりやすく発信していきましょう!

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